2011年4月からほぼ毎週末、地元・福島大学の学生たちが中心となって、いまだ仮設住宅で生活を送る被災者の方々を対象に、“足湯”を体験してもらうユニークなボランティア活動が行われています。今年の3月18日にも、警戒避難区域に指定された浪江町から来た福島市の笹谷東仮設住宅と南矢野目仮設住宅にいる約200世帯の方々のもとへ、福島大学、東京の早稲田大学などから集まった学生たちとNPOの代表らが訪れました。
今回、東京から参加した学生は、「自分にとって初めて東北まで赴くボランティアであり、実際に被災された方のお話を聞く貴重な体験ができました」と語っていました。足湯を体験した被災者の方からは、「大学に通っている孫に会えたみたいで嬉しかった」という喜びの声が上がります。足湯は、被災者の方々の気持ちをやわらげると同時に、孤立しがちな被災者同士の会話を生むきっかけにもなっています。一回の足湯にかかる約6分~8分間が、被災者の方々と心を通わせるコミュニケーションタイムになっているのです。
3.11から1年が経過したいま、地元の人たちが自ら立ち上がる“本当の復興”を実現するためには、継続した支援活動が鍵となります。復興のために必要なマンパワーの不足が指摘される現在、こうした学生たちによる地道なボランティア活動に期待が集っています。
会員登録をすると、園芸日記、そだレポ、アルバム、コミュニティ、マイページなどのサービスを無料でご利用いただくことができます。
また怒られるかも 2024/04/19 | 福島県南会津大... 2024/04/19 | キエビネ 2024/04/19 |
クレマチス、バラ 2024/04/19 | 福島県南会津大... 2024/04/19 | 教えて下さい ... 2024/04/19 |