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「お花屋さんの仕事」を応援するクルマ

「お花屋さんの仕事」を応援するクルマ
フラワーショップで働く人を応援するクルマ。企画段階からフラワーショップの使い勝手がヒアリングされた(提供:花キューピット)

「フラワーショップで働く人のためのクルマができました」

 

――6月上旬、花キューピットから気になる情報が寄せられました。

 

花キューピットは、日本全国約4,000店の加盟花店によって各家庭などにスピーディーに新鮮な花を手づくり、手渡しで届けるネットワークです。

 

女性やシニアが働く比率が高いというフラワーショップ。花の仕事は重量があり、作業に土や水が伴うので積み降ろしや掃除が大変です。

 

――「どんなクルマなのだろうか!?」

 

6月13日の新車発表会で姿を現したのは、ピンク色のダイハツ'ハイゼットキャディー'。この2シートの軽商用車は、5つの業種で働く人々の声が「働くクルマ」という企画段階から反映され誕生しました。

 

その一つ花キューピットは、フラワーショップのクルマ活用事例を紹介し、新型車のコンセプト作りに協力したとのこと。

 

そして今年2月6~7日、東京ビッグサイトで開催された「フラワードリーム2016」会場でプロトタイプ車が展示されてアンケート調査が行われ、フラワーショップで働く人々の声がフィードバックされました。さらに新車発表会に先駆け、1か月間、花キューピットは業務用に試乗することもできたそうです。

 

注文に応じて花を配達する、あるいはパーティーや法事で使うスタンド花を届け、使用後、回収するといったフラワーショップの仕事。花キューピットの淡輪(たんのわ)一仁さんは、試乗して仕事に使ってみた感想をこう語ります。

 

「荷室のスペースが広く、床も低いので、荷物の積み降ろしや収納が楽でした。高さもあり、従来、斜めに傾けなければ入らなかった 1.3メートルほどの鉢ものもそのまま入ります。また荷室の床が樹脂なので、花粉や花びら、泥などの掃除も簡単でした。」

 

花の仕事を応援するクルマ――フラワーショップばかりか、農場を往復して花や野菜を生産する農家、 はたまた菜園を楽しむ愛好家も使えるのでは......。小回りが利く軽自動車だけに用途は広そうです。

 

取材協力:花キューピット

 

 

(元『趣味の園芸』編集長 原田)

 

 

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【園芸LOVE 原田が行く】は、「みんなの趣味の園芸」スタッフであり『趣味の園芸』テキスト元編集長の原田による園芸エッセイです。

「お花屋さんの仕事」を応援するクルマ
荷室の床の一部がさらに低くなっていて(黄色の部分)、最大148センチほどの鉢ものや、スタンド花もそのまま収納できる(提供:花キューピット)
「お花屋さんの仕事」を応援するクルマ
今年2月6~7日、「フラワードリーム2016」会場に展示されたプロタイプ車(提供:花キューピット)

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