強烈な臭い・・・広島市植物公園で珍しいゾウコンニャクが開花!
広島市植物公園(広島市佐伯区)でゾウコンニャクが4月18日、開花しました。
今回、開花したのは2株。球茎は楕円形で、長径50cm重さ24kgという国内でも最大級の大きさです。
ゾウコンニャクの開花は主要な植物園では珍しくなくなりましたが、何年も続けて花が観賞できる施設はほとんどありません。広島市植物公園では、今年で6年連続の開花となりました。
★ゾウコンニャク(象蒟蒻/Amorphophallus paeoniifolius)
東南アジア~オーストラリア原産。地中の球根がゾウの足に似ていることからこの名前がついています。直径30cmの褐色の苞の中に黄色い小さい花が多数あります。昆虫などを引き寄せて受粉するため、苞が開くときに肉が腐ったような強烈な臭いを放つのが特徴です。
(広島市植物公園より)
「趣味の園芸」でおなじみ、広島市植物公園の島田有紀子さんに取材すると――。
「ゾウコンニャクの花は大きさ43cm、茶褐色の花です。直径40cm以上の大きさは国内でも稀有。開花は2日間です。体感したい方はお早めに!」(島田有紀子さん)
残念ながら、20日時点では開花が進み強烈な臭いは体験できませんが、あと1週間ほど、珍しい花の形を見ることができるそうです。