食虫植物界のカリスマガーデナーが手掛ける「食虫植物特別展示」7/22~8/31兵庫県フラワーセンター
兵庫県フラワーセンターでは、7月22日(土)~8月31日(木)、「食虫植物特別展示」が開催されます。
ガーデナーの土居寛文さんは、国内における食虫植物栽培家のトップともいえるほどの、食虫植物界のカリスマガーデナー。魅力あふれる展示に注目です。
食虫植物の楽しみ方や展示の見どころを、土居さんが教えてくれました。
「食虫植物というきわめて特殊な能力を備える特徴的な生態や仕組みに感動したのが、ガーデナーを志したきっかけです。より多くの人々に本物の"すごさ"を知ってもらい、その魅力などをアピールできればと思っています。
ガーデナーとして食虫植物栽培に携わって約30年になりますが、当時は入手も簡単ではなく、栽培に関する文献なども少なかったため、栽培と繁殖に努力しました。食虫植物栽培で大切なのは、毎日の観察力。ゆっくり、ゆっくり時間をかけて育つので、彼らのペースに合わせるつもりで育ててください。きっと生き生きとした姿になってくれますよ。
自生地の様子を再現するなど、世界的に見ても栽培成功例が少ないネペンテス(ウツボカズラ)の種類展示は、園内の見どころの一つです。」
「食虫植物特別展示」では、常設展示室である食虫植物室だけでなく、ふだんは見ることのできない多種多様な食虫植物をラン室にも展示。珍しい種類のネペンテスやサラセニアなど100種類、1,200株の食虫植物を楽しむことができます。
兵庫県立フラワーセンター「食虫植物特別展示」
期間/2017年7月22日(土)~8月31日(木)
場所/兵庫県立フラワーセンター(兵庫県加西市豊倉町飯森1282-1)