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長田研さんに多肉植物について聞いてみた!<後編>『趣味の園芸』9月号こぼれ話

ハウスの中には全部で18種のパキポディウムがあった
ハウスの中には全部で18種のパキポディウムがあった

前編では、多肉植物の3つの生育タイプや、長田さんの多肉植物を育てる際の心構えなどをうかがいました。後編では引き続き長田さんの普段の仕事内容などについてお話いただきます。

 

編集部(以下、編):普段はどんな仕事をされているんでしょうか。

 

長田研(以下、長):多肉植物を中心に扱う生産業者をやっていますが、中でも僕の仕事は商品開発です。つまり、たくさんある植物のなかで、何を商品として扱うかを決めるのが仕事です。

 

:何が流通にのせやすいかとか、そういうことでしょうか。

 

:流通もそうですが、ほかにも商品の魅力や増殖性など、いろんな要素を考えます。かんたんに言えば、人気が出そうで、短期間にたくさんつくれるものを見定めるということですね。

 

:これから出てくる多肉植物が、まだあるんですか。

 

:もちろんありますよ。食虫植物は、もうあんまり出て来ないと思いますが、多肉植物はまだまだ出てくると思います。

 

:例えば、今言える範囲で何かありますか?

 

:今考えてるのは、メセンの仲間や、コーデックスです。国内の実生を小さな株で流通させようと考えています。安く流通できると思うので、ぜひ気軽に育ててみてほしいです。

※実生(みしょう)とはタネから増やした株のこと

 

:それは楽しみですね!

 

:ほかにもパキポディウムをふやしています。今はまだ固定した品種をしっかり流通にのせている生産者が少ないので。

 

:そうなんですか。パキポディウムはメジャーな気もするのですが、あんまり流通はしてないんですね。

 

:はい。23ページで紹介したパキポディウム タッキーなんかも、まだ流通量は少ないですよ。

 

20170828こぼれ話_02.jpg

パキポディウム タッキー

 

:なぜ、流通量が少ないということが起こるのでしょうか。

 

:もちろんいろんな理由がありますが、パキポディウムの場合は、安定してタネがとれる親木をそろえるのが少し大変なんです。安く、たくさんつくるには実生しかありませんから。

 

20170828こぼれ話_03.jpg

パキポディウムの実生苗。タネをまいてから2年目

 

:じゃあもう数年すればパキポディウムの流通量も増えると。

 

:そうですね。海外勢にたくさん買われてしまわなければ、ですけれど(笑)。今年も出荷しようとしたのですが、その前に海外の人に大量に買われてしまいました。

 

:最後に多肉植物を育てている方に、何かメッセージがあればお願いします。

 

:そうですね......、できれば多肉植物を育てる楽しみをもっと知ってほしいですね。手元にある株の花を咲かせてタネをとって、世代を重ねられるようになってくれると嬉しいです。今はまだ、そこまでやっている人は1/10もいないと思いますけれど(笑)

 

<完>

 

<前編>はこちら

 

次回は、10月号「宿根草・球根植物」特集に関連して、9月下旬に更新予定です。お楽しみに!

 

20170821e_01.jpgのサムネイル画像

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