第15回植物園シンポジウム「ふるさとの植物を守ろう!」新潟県立植物園で10/7開催!同日には「秋の植物園まつり」も
新潟県立植物園では、10月7日(日)に、第15回植物園シンポジウム「ふるさとの植物を守ろう!」が開催されます。
今回のテーマは、貴重な植物を後世に伝えるためにスタートした「ナショナルコレクション制度」について。
第1部では「ナショナルコレクションはなぜ必要か?」、第2部では「全国の植物園のすばらしいコレクション」をテーマに、日本の植物園で保全される植物コレクションやナショナルコレクションの取り組みが紹介されます。
一般の方は申込不要、当日参加することができます(参加無料・定員80名)。植物園の保全活動やコレクションを知ることができる貴重な機会です。
また、10月6日、7日には「秋の植物園まつり」「新潟県都市緑化フェア」が開催予定。
6日は秋野菜や果物販売、野菜関連イベントが、7日は「にいがたコーヒープロジェクト」による「NIIGATACOFFEE GOOD TIME FES 2018」(コーヒーと焼き菓子の販売、利きコーヒー大会、コーヒー抽出体験、コーヒーノキ苗木販売、音楽ライブ等)を開催。両日ともにバックヤードツアー、オオオニバス試乗体験等も行われます。
第15回植物園シンポジウム「ふるさとの植物を守ろう!」
開催日時/2018年10月7日(日)13:00~16:00
場所/新潟県立植物園 研修室(新潟市秋葉区金津186)
参加無料・定員80名(一般は申込不要当日参加)
第1部「ナショナルコレクションはなぜ必要か?」
13:10「植物園でランを知る・守る・伝える」国立科学博物館筑波実験植物園 遊川知久
13:40「イギリスにおける植物保全 ナショナルプラントコレクション」安城産業文化公園デンパーク 長澤亜紀子
14:00「植物と植物文化を保全する サクラソウ」さくらそう会 世話人代表 鳥居恒夫
第2部「全国の植物園のすばらしいコレクション」
14:50「武田薬品京都薬用植物園命名ツバキ品種群」北里大学薬学部附属薬用植物園 古平栄一
15:10「広島市植物公園の変わり葉ゼラニウムコレクション」広島市植物公園 島田有紀子
15:30「日本を代表する花木産地 新潟の園芸植物 アザレア・古典園芸植物・ボケ」新潟県立植物園 倉重祐二
●シンポジウムの詳しい内容
シンポジウムのパンフレットはこちらからご覧いただけます(PDF)
●ナショナルコレクション制度について
日本植物園協会では、2017年より「野生種、栽培種に関わらず、日本で栽培されている文化財、遺伝資源として貴重な植物を守り後世に伝えていく」ことを目的としたナショナルコレクション制度をスタートしました。本制度は、個人や愛好団体などの保有する保全基盤の脆弱な植物コレクションであっても申請が可能な、日本で唯一の保全制度です。
★「みんなの趣味の園芸」に新潟県立植物園 園長・倉重祐二さんが登場!
育てて、収穫して、自家製コーヒーが飲める! 倉重祐二さんにコーヒーノキについて聞いてみた!<前編>趣味の園芸9月号こぼれ話