世界のオリーブを訪ねて ~イスラエルにて
世界各地のオリーブを訪ねて、造詣を深めている『12か月栽培ナビ⑩オリーブ』の著者・岡井路子さん。
2017年秋に訪れた、イスラエルのオリーブの産地の様子を語ってくれました。
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20年ほど前、スペイン・アンダルシア地方を旅していたときに目にした一面のオリーブ畑が、オリーブに心惹かれた最初のきっかけでした。
以来、"500円玉貯金"をして毎年のようにオリーブの産地を訪ね、収穫や加工を手伝い、地域の人々と寝食をともにして「オリーブとともに生きる」暮らしを肌で感じることが私のライフワークになっています。
国内では小豆島、海外ではスペイン、ポルトガル、トルコなど。昨年は紀元前からオリーブの産地であるイスラエルを訪ねました。
ひと口に産地といっても、土地ごとに異なるオリーブの栽培方法やレシピがあり、さらに現代のライフスタイルに合わせて進化させ続けています。そんな「オリーブとの暮らし」を少しだけ紹介します。
ペットボトルでつくるグリーンオリーブの新漬け。レモンの風味がさわやか
地面にネットを敷き、落ちた果実を拾って収穫
樹齢1000年を超えるような古木が至るところに。古木も毎年新芽を吹き、果実をつける
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世界各地で、人々の暮らしを豊かにしているオリーブ。新刊『12か月栽培ナビ⑩オリーブ』を読めば、育て方や活用方法をもっと詳しく知ることができます。オリーブに興味をもったら、ぜひ手に取ってみてください。
NHK趣味の園芸 12か月栽培ナビ⑩ オリーブ
「12か月栽培ナビ」は、毎月の作業と管理を徹底ナビ。「基本」「トライ」などのマークで、今月必要な作業を初心者にもわかりやすく、ていねいにナビゲーションします。
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