楽しみ方無限大!小さいラン~好評発売中『趣味の園芸』1月号の大特集
『趣味の園芸』テキストは、おかげさまで今月号で550号を迎えます。
その長い歴史の中でもずっとご支持をいただいているのが、「今月の管理・作業」です。
植物ごとの管理作業がひと目でわかる人気のコーナーです。隠れたベストセラーといった感じでしょうか。
その中の「ラン」のコーナー名は2015年度まで「洋ラン」でした。
ご存じのとおり、洋ランとは欧米を経由して日本に入ってきたランの総称です。ランには" 東洋ラン" などもあるのにそれはどうなんだろうか?
と思いコーナー名を「ラン」としました。洋ランに始まったランの楽しみ方も変わってきました。
" 洋ラン" は、鉢に入れて窓際のレースのカーテン越しで育てるというイメージが一般的でしたが、今では流木や板に着生させたり、ヘゴ板につけたり、ベランダで育てたりと楽しみ方はいろいろと広がりました。
日本に自生するセッコクは、庭木に着生させて育てることもできます。
今月はそんなランの新しい楽しみ方をご紹介します。平成最後のランの大特集をお楽しみください。
―『趣味の園芸』テキスト 編集長
大特集「楽しみ方無限大!小さいラン」
ユニークで印象的なランが、いつまでも眺めていられるような姿に大変身。そんな楽しみ方ができるのも、ミニサイズのランだからこそ。思わずやってみたくなる、ひと味違った育て方・飾り方を紹介します!
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Part1 手元に自慢の1鉢を! 厳選ラン図鑑 p.12
Part2 鉢で楽しむ 着生コチョウラン p.18
Part3 窓辺を飾る カトレアのボール仕立て p.24
Part4 パフィオペディラムで熱帯雨林をつくる p.30
Part5 ユニークなやつがいっぱいデンドロビウム p.36
Part6 庭で楽しむセッコク p.44
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Part3 窓辺を飾る カトレアのボール仕立て
鉢で豪華な花を楽しむ印象が強いカトレア。小さくて愛らしいミニカトレアならこんな遊び心のある楽しみ方も! ボール仕立ては原生地の環境を再現しやすく初めてカトレアを育てる人にもおすすめです。
Part6 庭で楽しむセッコク
セッコクは日本原産のラン。デンドロビウムの仲間です。よく鉢植えで栽培されますが、積雪が少ない地域では庭の木に着生させて、自生しているように楽しむこともできます。着生作業の最適期は3月ですが、今でも可能です。かわいらしいその姿に、庭歩きがいちだんと楽しくなります。
今月の管理・作業
多年草、一・二年草/鉢花、庭木・花木、ハーブ、果樹、観葉植物、多肉植物、ラン、山野草、盆栽、病気と害虫について、今月の管理作業を解説しています。近年、年明けから強い寒さが訪れることがふえています。耐寒性に応じて室内に取り込むなど、適切な防寒対策をとりましょう。