そのとき、日本人の『趣味の時代』が始まった～直木賞作家・朝井まかてさんが見つめる江戸園芸＜第2回・5月26日放送＞

「武江染井翻紅軒霧島之図」に見入る朝井まかてさん

作家デビュー以来、自然や植物、園芸世界を題材にした歴史小説で大人気の朝井まかてさんが、「NHK趣味の園芸」のミニコーナー「朝井まかての江戸園芸遺産」に登場。

毎月1回、12回にわたり、江戸時代に生まれて現代に引き継がれ、そして未来に遺していきたい貴重な日本の園芸文化を紹介します。

5月26日放送（再放送：28日・30日）の第2回テーマは『江戸キリシマ』。

染井の植木商、霧島屋の伊藤伊兵衛が売り出したツツジが、江戸日本の民衆を魅了したのはなぜなのか......。天下泰平の到来と日本人の「趣味の時代」の幕開けに光を当てます。

放送予定

趣味の園芸

5月26日（日）午前8:30～8:55　NHK Ｅテレ

【再】5月28日（火）午前10:25～10:50　 NHK Ｅテレ

【再】5月30日（木）午後0:30～0:55　 NHK Ｅテレ

テーマ：大江戸花競べ 十二選 第2回「元禄のツツジ」

ミニコーナー：朝井まかての江戸園芸遺産② 江戸キリシマ

「趣味の園芸」番組ホームページ

※ニュースや地震の関連番組などにより放送が変更、休止になる場合があります。

NHKテキスト『趣味の園芸』5月号もあわせてご覧ください。

染井の資料を見つめる朝井まかてさん

江戸日本を魅了したツツジの本霧島

朝井まかて／作家。『実さえ花さえ』（のちに『花競べ』に改題）でデビュー。2014年、『恋歌（れんか）』で直木賞、2018年は『雲上雲下』で中央公論文芸賞、『悪玉伝』で司馬遼太郎賞を受賞。『先生のお庭番』『すかたん』『落陽』など作品多数。