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ブルーベリー好きの大切なお客さんとは!?福田俊さんにもっとブルーベリーが育てたくなる話を聞いてみた<前編>趣味の園芸7月号こぼれ話

ブルーベリー好きの大切なお客さんとは!?福田俊さんにもっとブルーベリーが育てたくなる話を聞いてみた<前編>趣味の園芸7月号こぼれ話

ウェブサイト「みんなの趣味の園芸」だけで読める連載「テキストこぼれ話」。『趣味の園芸』テキストの特集に登場した、講師の方にインタビューします。専門家の方だけが知っているおもしろい情報が満載です。

 

今月は 7月号特集「始めよう!ブルーベリーのある暮らし」の講師を務めた福田俊さんにもっとブルーベリーが育てたくなる話を聞きました。

 

編集部(以下、編):タイトルにあるブルーベリー好きのお客さんとは、花粉を運んでくれるハチたちのこと。福田さんはお客さんの写真を撮りためてらっしゃいます。

 

福田(以下、福):200株以上ブルーベリーを育てていると、とても人工授粉なんてできません。大切なお客さんなんです。

 

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これはクロマルハチです。ブルーベリーの花は下向きに咲いているので、しっかり花につかまらないと蜜にありつけません。

 

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これはマルハナバチですね。足にたっぷり花粉をつけています。

 

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これはミツバチ。ほかのハチが開花始めからやってくるのに、ミツバチはなぜか花が終わるころ、最初に咲いた花が散るころにやってきます。

 

:へー。ハチだけで、いろんな種類がやってくるんですね。

 

:ほかにもメジロやヒヨドリもやってきます。

 

:へー。鳥もやってくるんですか。

 

:メジロはくちばしを器用に花の中に入れて蜜を吸いますが、ヒヨドリは面倒くさいからか、花ごと食べちゃうんです。

 

:えー、それは困りますね。

 

:でもブルーベリーを欲しがる気持ちは私と一緒なので、少しお裾分けすると思えば、特に気になりませんよ。

 

:さすが、余裕がありますね。それも収穫量アップのコツをご存知だからでしょうか。その秘密は後編で聞いちゃいましょう!

 

後編はこちら! 簡単にブルーベリーの収穫量がアップ!福田俊さんにもっとブルーベリーが育てたくなる話を聞いてみた

 

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福田俊(ふくだ・とし)

東京農業大学グリーンアカデミー/東京農工大学の農場でブルーベリーに出会い、研究に参加。種苗会社に勤めながら自宅で栽培を始め、2003年から埼玉県に農園をつくる。今では90品種、200本を超えるブルーベリーを栽培。自ら育種した品種(フクベリー)もある。現在は東京農業大学グリーンアカデミーで講師を務める。

 

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『趣味の園芸』7月号 最新号の見どころを紹介

 

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「みん園」限定! 趣味の園芸テキストこぼれ話

『趣味の園芸』テキストの特集に関連して、担当編集者による講師へのインタビューなどをウェブ限定で公開します。(毎月2回更新予定)

 

 

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