より美しく、強く、シンプルに! 新時代のバラ栽培【3号連続特集・第1回】~好評発売中『趣味の園芸』1月号
美しさと強さが反比例していた時代から、美しさと強さを兼ね備えた新しいバラの時代へ。
日本を代表するバラ育種家・木村卓功さんが、新時代の魅力的なバラ、バラにも人にも負担の少ない冬から早春の管理と作業のコツ、育種の現場の最前線をお伝えする特別企画「新時代のバラ栽培」。
現在発売中の『趣味の園芸』1月号より3号連続でお届けします。
より美しく、強く、シンプルに! 新時代のバラ栽培
新時代のバラとは
ADR(共通ドイツバラ新品種試験)の認証も病気に強いバラ選びの参考になるが、ヨーロッパと日本では気候が違うため、日本で無農薬栽培すると病気で葉を落とす場合もある。木村さんは自社の畑で2年以上無農薬で栽培実験し、生育期に黒星病などで葉を落とさない強さ(耐病性)と、木村さんの審美眼にかなう美しさを兼ね備えたバラを「新時代のバラ」として推奨。
木村さんが選ぶ新時代のバラ図鑑
1月号は、病気に強く無農薬や減農薬栽培ができ、花形が特に美しいバラのベスト8を紹介。2月号では病気に強く花色の美しいバラ、3月号では病気に強く香りのよいバラを紹介します。バラ選びの参考にしてください。
新時代のバラ講座「冬剪定とつるバラの誘引」
新時代のバラ栽培は、バラも人も無理せず自然体が基本。一見難しそうな剪定と誘引も、作業の目的と基本を理解すれば、じつはとてもシンプルなのです。木村さんが作業のポイントを解説します。