世界最大の「花」のひとつショクダイオオコンニャク、筑波実験植物園で開花直前!
筑波実験植物園(茨城県つくば市)では、世界で最も大きな「花」を咲かせるといわれるショクダイオオコンニャク(Amorphophallus titanum)が開花直前の状態です。
世界最大の花というとラフレシアが有名ですが、花の集まりである花序のサイズでは、このショクダイオオコンニャクが世界最大の植物として知られています。インドネシアのスマトラ島原産のサトイモ科の植物で、開花時には腐った肉のような強烈な臭いを放つことでも知られます。
めったに咲かない植物ですが、筑波実験植物園では、今回が5回目の開花(予定)。これは日本初のことで、このような連続開花は世界でも極めて稀だそうです。
植物園が予想している開花日は1月17日~22日です。1月16日の時点では地上部の高さが2m25cm。伸び方がゆるやかになってきたので開花が間近に迫ってきたのかもしれないとのこと。咲いて2日目には閉じ始めるため、開花を見ることができるチャンスは貴重です。
1月17日からは、ショクダイオオコンニャクに関する特別展示も実施。また、開花後3日間は開園時間を8:30から17:00まで(入園16:30まで)延長し、特別公開するそうです。
ちなみに2014年に開花したときには地上部が2m72cmだったそうです。今回はどのくらいのサイズで開花するのかも注目です。
筑波実験植物園の特設ホームページでは、ショクダイオオコンニャクの開花までの様子が随時アップされています。
筑波実験植物園(茨城県つくば市天久保4-1-1)