より美しく、強く、シンプルに! 新時代のバラ栽培【3号連続特集・最終回】~好評発売中『趣味の園芸』3月号
美しさと強さが反比例していた時代から、美しさと強さを兼ね備えた新しいバラの時代へ。
日本を代表するバラ育種家・木村卓功さんが、新時代の魅力的なバラ、バラにも人にも負担の少ない冬から早春の管理と作業のコツ、育種の現場の最前線をお伝えする特別企画「新時代のバラ栽培」。
最終回は、管理がもっとラクになる開花前の作業と、読者のみなさんの疑問にお答えするQ&Aです。
より美しく、強く、シンプルに! 新時代のバラ栽培
3月号のバラ図鑑では、病気に強くて薬剤散布の負担が少ない、花が美しくて、香りもよい、三拍子そろった「新時代のバラ」にふさわしい期待のバラたちを紹介します。バラ選びの参考にしてください。
さらに、昨年末に「みんなの趣味の園芸」で募集した、バラ栽培に関するギモン。熱い思いが詰まった274通の質問の中から、厳選された7通を、木村さんの回答とともにご紹介します!
新時代のバラとは
ADR(共通ドイツバラ新品種試験)の認証も病気に強いバラ選びの参考になるが、ヨーロッパと日本では気候が違うため、日本で無農薬栽培すると病気で葉を落とす場合もある。木村さんは自社の畑で2年以上無農薬で栽培実験し、生育期に黒星病などで葉を落とさない強さ(耐病性)と、木村さんの審美眼にかなう美しさを兼ね備えたバラを「新時代のバラ」として推奨。