新苗はすぐに鉢に植えつける~連載「"レジェンド"鈴木満男さんに教わるバラ栽培の奥義」第1回(4月号)
バラは奥の深い花。育て続けるほどに疑問が生まれます。
そんな悩めるバラ愛好家、中上級者の皆さんに栽培の奥義を伝える新連載「"レジェンド"鈴木満男さんに教わるバラ栽培の奥義」が、『趣味の園芸』4月号から始まりました!
バラ界のレジェンド、プロ中のプロ、鈴木満男さんが50年の経験で培った「本当のバラ栽培のコツ」を、余すところなく皆さんにお伝えします。
第1回 新苗はすぐに鉢に植えつける
バラの苗には主として「新苗」と「大苗」があります。
新苗はつぎ木をしてから半年~1年未満の苗で、4月から初夏まで出回ります。多くは枝が1本伸びて蕾がついているか、花が咲いています。
一方、大苗はつぎ木のあと1年間養生した苗で、10月ごろから春先まで出回ります。大苗は株が充実しているぶん価格が貼りますが、新苗は大苗よりも手ごろな価格で入手できます。
鉢栽培も庭植えも、新苗はまず5号鉢に植えつけ、7月に7号鉢に鉢増ししましょう。
連載初回の4月号では、間違いのない新苗の選び方や、鉢植えで育て続ける場合の用土などを詳しく紹介しています。続きは4月号テキスト(p.76~)でお楽しみください!
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"レジェンド"はこんな人~バラと歩み続けて40年
鈴木満男(すずき・みつお)
バラ栽培研究家。約40年にわたり、バラの種苗会社(京成バラ園芸)で生産者への技術指導やバラ園の管理などを担当。定年退職後も各地のバラ園でプロへの指導、一般愛好家への講習会などを続け、品種ごとの特性、気候風土に合わせたバラの管理技術は多くの栽培家を唸らせている。バラ界のレジェンド、プロ中のプロ。
●次号2020年5月号(4/21発売予定)では、「新苗を早く一人前にする」奥義を紹介します。お楽しみに!
(写真撮影:成清徹也)