目指せ！ 緑のアウトドア・リビング～サンシャインシティマルシェ開催

昨年のIKEBUKURO LIVING LOOP（池袋リビングループ）風景

「SDGs（Sustainable Development Goals／持続可能な開発目標）」という文字を近年、よく目にします。「サスティナブル（sustainable）」、「持続可能性」は1992年のリオデジャネイロ・サミットで掲げられ、注目された表現です。

以来、国際社会の行動指針を示すキーワードとして受け継がれ、2015年の国連サミットでは2030年までの開発目標として採択されたのがSDGsでした。そして、よりよい未来をつくるべく環境を守りながら開発を進めようという行動計画が策定され、企業や団体、組織による取り組みが行われています。

このSDGsの理念に沿った取り組みを進める自治体の一つとして豊島区が選ばれ、4年前から住みよい街づくりのモデル事業の一つ、「IKEBUKURO LIVING LOOP（池袋リビングループ）」が行われてきました。

4回目を数える今回はサンシャインシティが加わり、10月30日（金）～11月1日（日）と11月20日（金）～11月23日（月・祝）の期間、池袋東口側のグリーン大通り、南池袋公園、サンシャインシティ、無印良品池袋西武などを会場に、雑貨や料理などのマルシェ、ワークショップやパフォーマンスが展開されます。

サンシャインシティではアルパ1階の南側・外エリアに園芸農家が出店し、カラフルなビデンスやシクラメンなど秋から冬を彩る人気の花が店頭に並びます。また見逃せないのが「オンライン栽培相談」で、Zoomなどを駆使して園芸相談も予定されているようです。

今回、「居心地がよく歩きたくなるまちなか」という池袋とは......。池袋駅から歩くもよし、サンシャインのある東池袋から歩くのもよし。コロナ感染対策をしながらのイベント開催なので従来とはまた違ったイベント運営になりますが、アウトドア・リビングという目標がどのように生み出されるのか、注目したいところです。

サンシャインシティマルシェ（サンシャインシティ）

IKEBUKURO LIVING LOOP（池袋リビングループ）

＊最新の開催情報はイベントホームページでご確認ください。

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【不定期連載】 園芸LOVE 原田が行く

「みんなの趣味の園芸」スタッフであり『趣味の園芸』シニアエディター・原田による園芸エッセイです。

ビデンス「ビーダンス」。たくさんの花がこんもり咲くのがうれしいビーダンスの最新品種。冬を越して3月中旬以降に再び咲き始める

八重咲きシクラメン「ツヴァイ」。冬の人気鉢花のシクラメン。花が八重咲きになり、豪華になっている

カレンジュラ。寒さに強くて花もよく咲くカレンジュラ「レモンスフレ」（右側、中心が赤い花）とカレンジュラ　レモンパンナコッタ（左側、中心が黄色）。和名キンセンカ