葉が黄色くなる、散ってきた......観葉植物の不調はどう対処する?
一緒に暮らしている観葉植物に「葉が黄色くなる、散ってくる」などの症状が出た場合はどう対処すればよいのでしょうか。京都で大人気のグリーンショップ店主、谷奥俊男(たにおく・としお)さんは、「不調の原因を一つ一つ追求して、枯れる原因を特定」することが大切だとアドバイスします。
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チェックポイント1 光が足りない?
対処法:不調の原因として最も多いのが光不足。そこで、まずは置き場を、窓際などの明るい場所に変えるか、60W相当以上のLED電球を1mの距離から当てましょう。
元気が戻ったら:足りなかったのは「光」なので、照明を当てれば、元の場所に置くこともできます。
チェックポイント2 風が足りない?
対処法:次に考えられるのは、置き場が部屋のコーナーなどのため、空気が動かずよどんでいるのでは? ということ。部屋の真ん中や窓の近くなど、風が通る場所へ移動させてみます。
元気が戻ったら:足りなかったのは「風」なので、サーキュレーターで空気を動かせば、元の場所に置くこともできます。
チェックポイント3 休眠のサイン?
対処法:葉(古葉)が下からだんだん黄色くなってきたときは、環境に適応できていないわけではなく、室温が低いため休眠状態に入ったことも考えられます。室内の最低温度が10℃以下になるなら、休眠の可能性が大きいでしょう。その場合は、そのまま落葉させて、水やりや施肥を控え、春まで休眠させましょう。
※このレスキュー術は、購入後2~3週間の対処法です。それ以降の場合は、さまざまな要因が重なるので、専門店などに相談を。
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