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ハーブとの暮らしを始めよう

ハーブとの暮らしを始めよう
北海道在住のかりのさんの庭には、約100種のハーブが育っている。「一時は鉢でいろいろなハーブを試しに育てていたので、300種くらいあったんですよ」(撮影:大泉省吾)

心地よい香りで心を癒やし、心身の調子も整えてくれるハーブ。暮らしの中に上手に取り入れ、毎日を豊かにする使い方をハーブ研究家・かりのあさのさんに教わりました。

 

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育てたハーブを暮らしに生かし心も体も健やかに

 

自宅の庭で約100種類ものハーブを育て、その楽しみ方を広く伝えているかりのさん。育てたハーブは毎日の料理に取り入れるほか、調味料やお茶、クラフトにとさまざまな場面で生かしています。

 

「ハーブというと、ちょっと気取ったイメージがあって、どう使っていいのかわからない、という声もよく聞きます。でも、じつはシソやネギのように、とても気軽に使えるのです。よい香りで心が安らぐし、料理に彩りや味わいを加えて、体にやさしい働きもある。上手に取り入れれば、ふだんの暮らしがぐんと楽しく豊かになるんです」。ハーブの香りが素材の味を引き立てるので、自然と料理が薄味になって健康につながるという効果も期待できるといいます。

 

かりのさんが16年続けているハーブ教室の生徒さんからも「旬のハーブを使うことで、季節が巡るのが楽しみになりました」「いつもの料理にハーブの調味料を加えることで雰囲気が変わり、おいしくなるので、レパートリーが増えました」と喜ばれているそう。

 

「摘みたてのフレッシュなハーブを使えるのは、自分で育ててこその楽しみです。ハーブはいろいろな種類があるので、まずはお気に入りのハーブを見つけましょう。迷ったら、香りを嗅いでみてください。好きな香り=おいしいハーブなんです」と、かりのさん。ハーブ料理になじみがない人は、イタリア料理でよく使われるバジルイタリアンパセリなどを少しずつ試すのもよいそうです。

 

もうすぐ春。ハーブを始めるのに最適のシーズンがやってきます。毎日が楽しくなるハーブとの暮らし、始めませんか。

 

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『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2021年2・3月号より

 

ハーブとの暮らしを始めよう
かりのさんイチ推しの「ラビッジ(ロベージ)」。セリ科の多年草で、風味はセロリに似ているが、香りは強くない。よいだしがとれ、柔らかい葉は生でサラダにも使える(撮影:大泉省吾)

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