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ハーブの寄せ植え 4つのポイント

ハーブの寄せ植え 4つのポイント
ワイルドストロベリー、ジャーマンカモミール、パイナップルミントの寄せ植え(撮影:田中雅也)

「ハーブを鉢で育てるなら、断然、寄せ植えがおすすめ」と話すのは、園芸研究家の杉井志織(すぎい・しおり)さん。寄せ植えをつくる際に覚えておきたいポイントをうかがいました。

 

*  *  *

 

1 とにかく「水はけ」のよさを重視!

用土は、赤玉土(小粒)と草花用培養土を同量ぐらいずつ混ぜて使いましょう。ハーブの寄せ植えを上手に育てるには、肥料より土がポイント。とにかく水はけをよくすることが大切です。

 

ぐんぐん育つので、鉢の中が混み合って蒸れないよう、どんどん収穫して使うことも忘れずに。

 

2 台にのせて高低差をつける

置き場所は、戸外が基本。庭やベランダのなかでも、日当たりと風通しがよい場所を選びましょう。鉢をいくつか並べる場合、台などを使って高低差をつけると、日光も風も遮られることなく、生育のムラが少なくなります。空間を縦に使うことで、ベランダのスペースをムダなく使えて、すっきり見える効果も。

 

鉢は、水はけのよい素焼きで、深さのあるタイプを。つい大きいものを選びがちですが、もち上げられるサイズにとどめて。

 

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3 好きな種類を多めに植えてOK

寄せ植えにするハーブの組み合わせや割合に、決まりはありません。好きなハーブを多めに植えるなど、自由にプランを立てて。

 

ただし、ミント類は地下茎であっという間にふえるので注意が必要です。手に負えないほど広がってしまうのを防ぐため、鉢に入れたまま植えつけることで根の生育をコントロールします。

 

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中ほどが鉢ごと植えつけたパイナップルミント。鉢から飛び出して伸びることもあるので、注意して観察を。

 

4 下から3分の1の位置で切り戻す

梅雨に入ったら、節のあるタイプは下から3分の1あたりの位置で切り戻します。この位置が下すぎると、万一調子が悪くなったときに復活できず、上すぎると伸びたあとのバランスが悪くなってしまうので、3~4分の1が適切。夏になるとわき芽がみるみる伸びて、株元からしっかり茂ります。

 

切り戻し後は、一年草には液体肥料を、多年草には追肥用の固形肥料を施します。

 

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テキスト『趣味の園芸』2021年4月号より

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