コマツナ&ミズナ栽培は間引きが大切
コマツナやミズナなどの葉もの野菜は、比較的短い期間で育てることができます。失敗が少なく育てやすいので、菜園ビギナーにおすすめです。恵泉女学園大学人間社会学部教授の藤田 智(ふじた・さとし)さんに、コマツナとミズナ栽培のポイントを教えてもらいました。
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タネをすじまきしてしっかり間引く
まっすぐなまき溝に等間隔でタネをまく、「すじまき」にします。コマツナやミズナは発芽率がよく、まけばほとんど発芽するので、間引きをしないと混み合ってヒョロヒョロとした株になってしまいます。がっちりとしたよい株に育てるため、双葉(写真)が開いたところで1回間引いて、株間を広げます。
(撮影:大泉省吾)
防虫ネットをかける
コマツナ、ミズナなどのアブラナ科野菜は、アブラムシやアオムシなどの害虫の被害を受けやすいので、タネまき直後に防虫ネットをかけて、害虫の侵入を防ぎます。収穫までかけたままにします。