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【感想レポート】はたあきひろさんの新刊『ペットボトルからはじめる 水耕栽培とプランター菜園』

【感想レポート】はたあきひろさんの新刊『ペットボトルからはじめる 水耕栽培とプランター菜園』

「みんなの趣味の園芸」のオフィシャル日記でもおなじみの、野菜づくり名人のはたあきひろさんが、新刊『ペットボトルからはじめる 水耕栽培とプランター菜園』(内外出版社)を4月20日に出版されました。

 

はたあきひろさんの園芸日記はこちら

 

さっそく、みんなの趣味の園芸スタッフKが「パラパラめくって見てみようかな」と思って読み始めたら、止まらなくなったようです。

はたさんの新刊が凄い件、Kによる感想レポートをお届けします。

 

*  *  *

 

かわいい表紙だなぁと思いながら、

なにげなくパラパラして最初に開いたところにこんな見出し。

「ダンボールでモヤシづくり」

 

なになに? 気になる......

 

ダンボール? モヤシ? モヤシって、ダンボールでつくるの?

 

そのあとに書いてあるのがこれ。

①日光に当てない。

②1日2~3回の水の管理。

これだけ押さえれば、1週間から10日で収穫できて手軽です。

 

えぇ! 簡単すぎませんか、はたさん? でもスーパーの棚に並んでいるモヤシがうそみたいに安いのはこれが理由なのか。と思いながら読み進むと、本当に簡単。水の入れ替えさえ怠らなければ、今すぐできそうです。

 

そのあとに続くのは、2章「水耕栽培のおすすめ野菜10種」。

 

これ、タネ明かしをしちゃうと、全部スプラウトづくり。スプラウトは、タネをまいて発芽してから1~2週間成長させただけの、小さくてひょろひょろの野菜ですね。代表的なのがカイワレダイコンですが、栄養満点なブロッコリーやピリッと辛いマスタード、風味さわやかなアオジソなど、栽培欲を刺激するラインナップが勢ぞろい。

 

この本、最初から最後まで「簡単」「シンプル」推しで、容器は100均のプランターで十分。いや、なんならペットボトルや牛乳パック、使い捨ての紙コップでも野菜はつくれます! というノリ。なのに、途中に「ダンボールコンポスト」なるSDGs的なネタ(家庭の生ごみを堆肥に変身させるワザ)の紹介もあり、侮れません。確かに、家庭菜園は持続可能な仕組みの身近な実験場としてぴったりです。

 

さらにはたさん、この最新刊とあわせて、20種以上の人気野菜のつくり方を、なんと1分!にまとめた動画を、はたさんのYoutubeチャンネルで公開。

1分でだいたいわかるチンゲンサイの育て方

園芸研究家はたさんの野菜づくりチャンネル(Youtube)

 

本の中には、動画のQRコードも掲載されているので、すぐに参考にできて便利です。

 

リモートワークが定着しておうち時間が増えたことだし、本書を片手に、まずはスプラウトづくりから始めてみようかな。(スタッフK)

 

水耕栽培とプランター菜園_はたあきひろ.jpg

『ペットボトルからはじめる水耕栽培とプランター菜園』(内外出版社)

文・イラスト はたあきひろ

定価1,760円(本体1,600円+税10%)

A5判並製・176ページ・オールカラー

Amazon

 

はたあきひろ.jpg

はた あきひろ

園芸研究家。人と人、人と自然のつながりを大切にし、毎日丁寧に暮らすことを提案する「庭暮らし研究所」を主宰。著書に『現役サラリーマンの自給自足大作戦~「菜園力」で暮らしが変わる~』『コップひとつからはじめる 自給自足の野菜づくり百科』など。ガーデニング講師として、NHKテレビ「ぐるっと関西おひるまえ」にも出演中。

 

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【感想レポート】はたあきひろさんの新刊『ペットボトルからはじめる 水耕栽培とプランター菜園』
第3章「プランターで作る」では、お菓子の缶を化粧鉢にしたり、ペットボトルをプランター代わりしたりと、おとなも子どもも楽しめるアイデアが満載!

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