失敗しないグラウンドカバー~連載「おぎはら植物園のナチュラルガーデン」第3回(2021年6月号)
宿根草の人気店「おぎはら植物園」の店長・荻原範雄さんが、ナチュラルガーデンにおすすめの植物と、その楽しみ方をレクチャーするテキスト連載「おぎはら植物園のナチュラルガーデン」。
6月号掲載、第3回の内容をご紹介!
第3回「失敗しないグラウンドカバー」
花壇や庭木の株元、敷石のすき間など、土が目立つところを覆い隠すように広がる草花。そんな植物はグラウンドカバープランツと呼ばれ、ナチュラルな庭づくりに欠かせません。
グラウンドカバープランツは草丈が低く、這うように広がって庭土が目立つところをカバーします。庭をナチュラルな雰囲気にしてくれるだけでなく、雑草はタネが落ちにくく、根の張りも弱くなり、草取り作業がかなり楽に。
また、斜面の土の流出を防ぎ、泥はねや土ぼこりから周囲の植物を守ることで病害虫を軽減させるなど、大きなメリットがあります。
テキストでは、数多くの種類から日照条件別に、宿根草のグラウンドカバープランツを厳選。選ぶ際のポイントや植えつけのコツなども紹介しています。
*このテーマの放送はありません
荻原範雄(おぎはら・のりお)
おぎはら植物園店長/長野県上田市で宿根草と山野草を扱う植物専門店を営む。数多くの種類をそろえ、訪れる人に楽しんでいただきたいという思いから、園芸店でありながら「植物園」の名をつけている。扱う宿根草と山野草は4000種を超え、全国に生産者とネットワークを持ち、海外から新品種の導入も積極的に行う。近著に『咲かせたい!四季の宿根草で庭づくり』(講談社)など。
★テキスト連載「おぎはら植物園のナチュラルガーデン」