球根と植えたい!春に咲く宿根草~連載「おぎはら植物園のナチュラルガーデン」第8回(2021年11月号)
宿根草の人気店「おぎはら植物園」の店長・荻原範雄さんが、ナチュラルガーデンにおすすめの植物と、その楽しみ方をレクチャーするテキスト連載「おぎはら植物園のナチュラルガーデン」。
11月号掲載、第8回の内容をご紹介!
第8回「球根と植えたい! 春に咲く宿根草」
春に咲く球根植物は、みなさん秋に植えますよね。そのとき、ぜひ一緒に宿根草を!
10月号でも触れましたが、宿根草は「秋植え」がベストシーズンです。球根植物と同時に咲かせて競演させたり、花後の枯れゆく球根の姿を隠してくれたり。
秋に植えた球根植物は、庭で冬の寒さに当たることが開花の条件です。これは宿根草も同じ。庭で冬越しすることで、その場所になじみ、しっかりと根を下ろし、それが翌春の開花のボリュームアップにつながります。
この秋から庭づくりを始める方もいらっしゃるでしょう。「秋に球根を植えるときは宿根草も一緒」と心に留めていただけるとうれしいです。
11月号では、球根植物と一緒に植えたい、春の庭を豊かに彩る宿根草を紹介しています。
荻原範雄(おぎはら・のりお)
おぎはら植物園店長/長野県上田市で宿根草と山野草を扱う植物専門店を営む。数多くの種類をそろえ、訪れる人に楽しんでいただきたいという思いから、園芸店でありながら「植物園」の名をつけている。扱う宿根草と山野草は4000種を超え、全国に生産者とネットワークを持ち、海外から新品種の導入も積極的に行う。近著に『咲かせたい!四季の宿根草で庭づくり』(講談社)など。
★テキスト連載「おぎはら植物園のナチュラルガーデン」
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