『カノウユミコの この野菜でどど~んと一品レシピ』~野菜ってこんなに甘い、こんなにおいしい!と再認識できるはず
3月17日発売『野菜の力を引き出す! カノウユミコの この野菜でどど~んと一品レシピ』の内容をご紹介!
同じ野菜を同じ調理方法で食べていると、飽きてうんざりすることがありませんか。旬の野菜をたっぷり食べたいけれど、家庭菜園では収穫物を持て余しがちに。でも、そんな野菜が、ご飯もお酒もどんどん進む料理になったらうれしいですね。
本書の料理は、すべて一つの野菜が主役です。野菜には主役になれるポテンシャルがあるので、肉や魚など動物性の食材はあえて使いません。カノウ流では、野菜のアクは取り除かずに、うまみとして利用し、皮のうまみも生かして調理します。野菜本来の味と力を引き出すことで、いつもとはひと味も、ふた味も違う新感覚の野菜料理が出来上がるのです。
意外性のある食材の組み合わせで、野菜をどっさり食べる料理57品
旬の野菜にはおいしさと力強さがあり、栄養もたっぷり含まれます。そんな野菜が、肉や魚の"添え物"でしかないなんて、本当にもったいないことです。旬の野菜をお店で買うときはまとめ買いがお得ですし、宅配サービスを頼むと同じ野菜ばかりが届くことがあります。家庭菜園を楽しんでいる場合は、収穫物を持て余すこともあるでしょう。そして、同じ野菜を同じ調理方法で食べていると、飽きてうんざりしてしまいます。でも、もしそんな野菜が、ご飯もお酒もどんどん進む料理になったら? 同じ種類の野菜でも、きっとおいしく食べられることでしょう。
ピーマンの丸ごとショウガ煮
ナバナの昆布じめ
野菜のおいしさを最大限に引き出すコツ~カノウ流野菜調理のポイント
野菜を料理の主役にするには、そのおいしさを最大限に引き出す必要があります。煮るのか、焼くのか、炒めるのか。丸ごと調理するのか、みじん切りにするのか。同じ野菜でも調理法と切り方、使う調味料のバリエーションによって、さまざまな味わいを引き出すことができます。
そして、すべてのレシピに共通しているのは、これまでの常識を覆す3のポイント。
①アクは取らない 野菜のアクは取り除かずに、うまみとして利用。
②皮ごと調理する 皮のうまみも生かして調理するのがおすすめ。
③動物性の食材を使わない 野菜本来のやさしいおいしさを生かすため、肉や魚など動物性の食材はあえて使わない。
例えば、ニンジンを丸ごと煮る「ニンジンの梅干し煮」、食材の組み合わせが斬新な「葉ネギとブドウの白みそマリネ」、肉が入っていない「キャベツのファルシ」など、新感覚の野菜料理は味わいも華やかで、日々の食卓を豊かにします。
ニンジンの梅干し煮
キュウリの丸ごとグリル サルサソースがけ
キャベツのファルシ
味の変化をゆっくりと楽しむ 漬けるー発酵の魅力
さらに、野菜を乳酸発酵させたり、発酵食品に漬けた保存食も収載。同じ野菜を漬けても、育て方や季節によって仕上がりが異なりますし、旬の野菜の力強さが漬物の出来を決めるポイントです。カノウ流で発酵保存食もマスターしましょう。15品の保存食とアレンジ料理をご紹介しています。
ミニトマトのみそ漬け
玉レタスの浅漬け
【目次】
はじめに/野菜は料理の主役になれる!
◆野菜をどっさり食べる
レシピ 57品+アレンジ2品
◆漬ける 保存食の魅力
レシピ15品+アレンジ6品
著者/カノウユミコ
家庭で簡単に楽しめる野菜料理教室を鳥取と東京で主宰し、全国から多くのファンを集める野菜料理研究家。生来の料理好きで、高校生のころから自然食に興味を持ち、ベジタリアン料理、精進料理を研究する。シンプルながら深くやさしい味わいのレシピは、野菜の個性を引き出す調理法、意外性のある食材の組み合わせで、野菜のおいしさをあらためて実感できるものばかり。
野菜の力を引き出す! カノウユミコの この野菜でどど~んと一品レシピ
カノウユミコ/定価:1,760円(本体1,600円+税10%)/B5判並製/112ページ(オールカラー)
2022年3月17日発売
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