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【開催レポート】「いきものパラダイス」セミナー〈第1回・水場を作って鳥や虫たちを呼ぼう!〉Q&Aを紹介

【開催レポート】「いきものパラダイス」セミナー〈第1回・水場を作って鳥や虫たちを呼ぼう!〉Q&Aを紹介
プラスチック舟で始める水辺ビオトープ(撮影:田中雅也)

いきものさん、いらっしゃ~い! との思いでつながる皆さんが、オンラインセミナーに集結!

5月15日(日)午後2時半から、第1回目となる「いきものパラダイス」のオンラインセミナーが、100人以上のライブ参加で開催されました。鳥や虫たちと共存する庭づくり、特に水場の作り方について具体的なノウハウを90分間たっぷりと、養父志乃夫先生から学びました。

参加者の方から寄せられた質問は30以上。可能な限り多くの質問にお答えするのが、今回のオンラインセミナー階のモットーです。およそ25の質問や意見を紹介し、養父先生がそれに回答しました。例えば、「カエルを2階のベランダに呼ぶことはできますか?」とか、「ハクビシンと思われる動物が水場によく糞をするけど、取り除いてよい?」など、思いがけない質問も。

 

皆さんの参考になりそうなQ&Aを、いくつかご紹介します。

 

Q.トンボや蝶には、水が見えるのでしょうか?

 

いきパラレポート1_01.jpg

 

A. 虫たちは上空から、太陽光のキラキラした反射を水面と認識し、下りてきます。その証拠に、なかには太陽光を反射する車のフロントガラスを水面と勘違いして、卵を産み付けるトンボもいます。水場が植物に覆われすぎると、せっかくの水場を虫たちが認識することができなくなります。水面の少なくとも3分の2は上空から見えるように、植物は間引いたりせん定したりしましょう。

 

Q.プラ舟に入れる土は、なぜ赤玉土がよいのでしょうか。

 

いきパラレポート1_02.jpg

 

A.赤玉土には栄養分が少ないので、植物が繁茂しすぎず、管理が楽だという利点があります。荒木田土など栄養分の多い土を入れると、植物が旺盛に育ちすぎて、水面がすぐに覆われてしまいます。これでは虫たちが上空から水場と認識しづらくなります。

赤玉土のほかに、西日本に多い真砂土も栄養分が少ないのでおススメです。鹿沼土も大丈夫です。

 

このほか、オンラインセミナーでは特別に、番組で紹介したYさんのお宅のお庭のその後も紹介しました。水辺を作った翌日にはアメンボが泳ぐ姿が見られ、その次の日にはアマガエルも泳いでいたそうです。蝶や鳥もやってきて、プラ舟の水辺はさっそくいきものたちの憩いの場になっているとのことです。

 

次回6月19日の「いきパラオンラインセミナー」第2回は、鳥や蝶を呼ぶ植物選びと、植えつけ方やメンテナンスの仕方について詳しく学びます。たとえば、呼びたい蝶の種類によって植えるべき草花は変わるそうです。楽しみですね!

【参加受付中!】6月19日の「いきパラオンラインセミナー」第2回 >

 

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