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クリスマスローズの花が下を向いているのはなぜ?

クリスマスローズの花が下を向いているのはなぜ?
ヘレボルス・オリエンタリス。代表的なクリスマスローズの原種(撮影:伊藤善規)

クリスマスローズを初めて育てる人も育てたことのある人も、一度は抱く素朴な疑問に、お父様の時代からクリスマスローズの生産を行ってきた横山直樹(よこやま・なおき)さんが答えてくださいました。

 

花がどれも下を向いているのはなぜ?

 

いろいろな形や色のあるクリスマスローズの花。でも、ほとんどが下を向いています。せっかくかわいい花が多いのに、下を向いているのはもったいないと思いませんか? 花が上を向いたクリスマスローズはないのでしょうか?

 

大事な花粉を守るため!

 

クリスマスローズの花に下向きのものが多いのは、大事な花粉を雨や雪から守るためと考えられています。また、受粉を助けるミツバチやマルハナバチなどは、下向きで咲く花を好むといわれ、効率よく受粉してもらうために下向きに咲くように進化したようです。さらに、下向きの花は風に揺られるとしべどうしが触れて、自家受粉しやすいという特徴もあります。なお、品種改良によって、横向きや、やや上向きの花もあります。

 

『趣味の園芸』2月号では、クリスマスローズの名前の不思議や、花の姿の違い、夏に葉が枯れてしまう理由について解説しています。

 

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『趣味の園芸』2023年2月号 「クリスマスローズ 4つの不思議」より

 

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