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可憐で珍奇で、自由自在。ランは楽しい!

可憐で珍奇で、自由自在。ランは楽しい!
(撮影:田中雅也)

「栽培が難しそう」「豪華」というイメージは、もう古い! 現在のランは、小型でかわいく、ほったらかしでも育つもの、清楚な原種タイプなど、驚くような仲間がいっぱいです。園芸研究家の富山昌克(とみやま・まさかつ)さんが、ランの楽しみ方を教えてくれました。

 

小さな鉢を並べて

 

ランは、開花期が超ロング。切り花を飾るより手間なしでお部屋の彩りにぴったり!

 

上の写真のランは、左から...

マイクロコチョウラン:コチョウランの華麗さはそのままに、草丈も花の大きさもコンパクトな手のひらサイズに凝縮。花色は白のほか、ピンクやストライプ、スポットなど多彩。初心者におすすめ。

 

コチョウラン・ビオラセアʻインディゴʼ:コチョウランでは非常に珍しい、青い花の品種。花後に花茎が枯れずに伸び続ける。毎年、新しい花茎が出てくるので、年を追うごとに花数がふえる。ボルネオ原産なので、かなり寒がり。上級者向き。

 

デンドロビウム オージーズハイロー:パプアニューギニアの高地に生える原種クスバートソニーからつくられた交配種。原種は栽培が非常に難しいが、こちらの園芸品種は、やや栽培しやすく改良。花もちが非常によい。上級者向き。

 

ミニカトレア スウィート シュガー'ハッピー・フィールド':鮮やかな濃い黄色の花弁(ペタル)と萼片(セパル)に、赤い唇弁(リップ)のコントラストが華やかで美しい。大型種より耐寒性があり、最低温度7~8℃でも冬越し可能。初心者におすすめ。

 

ミニ洋ランは窓辺の光で育つ

 

小型のランは、花を咲かせるためのエネルギーが少なくてすむ「省エネ」タイプ。光合成に必要な光も窓辺の光で十分、水や肥料も少なくてすみ、まさに、SDGsの時代にぴったり!

 

『趣味の園芸』2月号では、ランのさまざまな楽しみ方を紹介しています。

 

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『趣味の園芸』2023年2月号 「可憐で珍奇で、自由自在 ランは楽しい!」より

 

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富山昌克(とみやま・まさかつ)さんの園芸日記はこちら!

 

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