令和のシンビジウム 「新しい魅力」とは?

冬を彩る洋ランとして、長く人気を誇るシンビジウム。豪華な鉢花のイメージですが、原種の魅力を受け継ぐ庭植え可能な品種も登場するなど、ますます魅力的になっています。
次回2月12日(日)放送の「趣味の園芸」(Eテレ・午前8:30~)では、園芸研究家の富山昌克(とみやま・まさかつ)さんが、進化し続けるシンビジウムについてたっぷりと紹介します。
シンビジウムの新しい魅力
もともと日本の環境に合っているシンビジウムに、さらに温帯地域で自生している原種をかけ合わせ、強健で手間をかけずに毎年花を咲かせる庭植え向きの品種が登場しています。
シンビジウム2株、クリスマスローズ3株を植えた花壇。理想の環境は、霜が降りず、木漏れ日が当たる「半日当たり」。開花期間がどちらも同じなので、11〜4月ごろまで一緒に咲き続ける。シンビジウムとクリスマスローズの競演を、庭植えで長く楽しめる。
時代に合わせて進化した、令和のシンビジウム。従来の品種に比べ、どこが進化したのか、放送とテキストではその魅力を徹底分析。庭植えのコツについても紹介します。
シンビジウムの愛されポイント
洋ランではまれな、戸外で育てて花が咲くシンビジウム。ランならではの美しさ、温室などの設備が不要な手軽さ、手間をかけずに毎年咲く丈夫さで、根強い人気を誇っています。時代の嗜好に合わせて姿を変える自在さも強み。私たちの生活に寄り添う冬の花の代表として、これからもますます注目を集めそうです。
●放送予定「趣味の園芸」進化しつづける花! シンビジウム
放送 2月12日(日)午前8:30~8:55 Eテレ
再放送 2月15日(水)午後1:05~1:30 Eテレ
再放送 2月17日(金)午後9:00~9:25 Eテレ
★番組内では、2月8日から開催される「世界らん展2023−花と緑の祭典−」の会場の様子も紹介します!
「世界らん展2023−花と緑の祭典−」2月8日~2月14日開催!「趣味の園芸」でもリポート〈2月12日放送予定〉-みんなの趣味の園芸