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開花中と花後のお手入れ~連載「教えて松尾さん!はじめてのバラ」第14回(2023年5月号)

開花中と花後のお手入れ~連載「教えて松尾さん!はじめてのバラ」第14回(2023年5月号)
『趣味の園芸』2023年5月号より

はじめてバラを育てる人に向けて、バラとのつき合い方、季節ごとのお手入れをやさしく解説する『趣味の園芸』連載「教えて松尾さん! はじめてのバラ」5月号のテーマは「開花中と花後のお手入れ」です。

5月に開花株を購入した入門者の香さんとバラ歴2年目を迎えたお友達の花子さん。はじめてバラを育てる香さんはわからないことだらけ。1年先輩の花子さんと一緒に、開花中と花後のお手入れのコツを松尾さんに教えていただきました。テキストでは、「みんなの趣味の園芸」で募集した、みなさんからのお悩みにもお答えしています!

 

■連載より(一部抜粋)

 

バラは太陽と風が大好きな植物です

 

バラを買ったら、まず置き場が気になりますよね。
バラは特に太陽の光を好み、暑さにも強い植物です。置き場は、戸外のできるだけ日当たりのよいところを探してください。
あくまで理想ですが、午前午後を問わず、半日以上しっかり日光が当たり、風通しもよいロケーションが理想です。
太陽にしっかり当たることで、よい枝や葉が出やすくなります。年に何回か咲くバラは、2番目以降の花も咲きやすく、大きく立派になってくれます。また、風通しがよい環境で育てることで、病気や害虫の被害にあう確率を下げることもできます。
バラが好きな環境を用意してあげたら、少しずつお手入れも楽しめるようになるとよいですね。「植物に寄り添う」暮らしを、バラと一緒に楽しみましょう。

 

花が終わった枝からどんどん切りましょう

 

バラは時間差で次々と蕾が開いていく一方で、咲き終わる花も出てきます。花が咲き終わった枝は、枝のつけ根から3分の1~2分の1程度のところで、バッサリ切りましょう!
この切る作業を「花後の剪定」といいます。バラは、新しい枝に入れ代わりながら育っていく植物です。最初は切ることに抵抗があるかもしれませんが、遠慮なく剪定してあげてください。
花後の剪定と並んで、「花がら摘み」も紹介されることがあります。これは、「咲き終わった花を切り取る」作業です。切る位置や順番は細かく気にせず、古くなって傷んだ花を、花のすぐ下の部分から切り取るだけで大丈夫です。花がら摘みは必須ではありませんが、花後の剪定は必ずしてくださいね。

 

5月号では、開花中のお手入れから、花後の剪定、鉢の植え替えや庭への植えつけについて、詳しく紹介しています。

 

▼この号に掲載されています

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『趣味の園芸』2023年5月号

バラを楽しみつくす大特集をお届け。厳選品種50、はじめてでも安心の育て方、印象的な庭をつくるコツ、原種と育種の深い歴史...ありとあらゆる角度からバラの「楽しみ」を詰め込みました。注目特集は四季咲きクレマチス。稲垣吾郎さんの「グリーンサム」第2回も。

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松尾 祐樹(まつお・ゆうき)

京都・洛西の総合園芸店「まつおえんげい」の4代目。ポピュラーな草花からバラをはじめとした専門性の高い植物までさまざまな植物を熟知。バラの楽しみ方、育て方をわかりやすく解説するYouTubeチャネル(ガーデンちゃんねる)でも大人気。登録者13万人を突破。

 

★テキスト連載「教えて松尾さん! はじめてのバラ

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これまでの内容はこちら >

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