咲かせた後も楽しみいっぱい!アジサイアレンジ 切り花、花手水風、キャンドル...
昨年ウェブサイト「みんなの趣味の園芸」で募集した、アジサイのアレンジ・活用法。『趣味の園芸』2023年6月号では、全国のみなさんから寄せられた投稿写真を、園芸デザイナーの三上真史さんのコメントとともに紹介しました。
「みなさん、暮らしの中でとても上手にアジサイを楽しんでいらっしゃる様子に感動しました」と話す三上さん。
ここでは、その中から3つのアレンジを、三上さんのコメントとともに紹介します。
「玄関など、家中にアジサイの切り花を飾りました」(おみやさん)
【三上さん】寄せ鉢の手法の一つだと思いますが、切ったアジサイをいくつかの花瓶にさし、木目のボックスに入れることで、庭に咲いている状態をそのまま室内に持ち込んだよう。花瓶を見せないことでより自然に見せる工夫がとてもいいですね。
「花手水を参考に。庭の6種類のアジサイを浮かべました」(P's ガーデンさん)
【三上さん】全体をパステルカラーでまとめながら、八重や一重咲き、大小の花を組み合わせるなど、まとまりがありながら、デザイン性もすばらしい花手水風アレンジですね。
「ヤマアジサイやラベンダー、チドリソウをキャンドルに」(hako chanさん)
【三上さん】僕もドライフラワーを入れたボタニカルキャンドルをつくりますが、外側にきれいに花を入れるのが難しいんですよね。この作品はそこがお上手で、内側の花との立体感も見事です。
『趣味の園芸』6月号では、ほかにも様々なアジサイアレンジや、みなさんのアイデアを紹介しています。
そのほか、みなさんから寄せられたアジサイのアレンジ写真は、こちらからご覧いただけます。
▼この号に掲載されています
誰もが知っているアジサイ。これまで幾多のアジサイ特集を組んできましたが、その魅力に改めて出会えるような集大成ともいえる大特集をお送りします。注目特集は、タネまき、さし木、株分けなど園芸の楽しみ「ふやす」テクニックを紹介。稲垣吾郎さんの「グリーンサム」第3回は植栽について。