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トマトの葉が白くなった! 原因は? レスキュー方法とあわせて紹介

トマトの葉が白くなった! 原因は? レスキュー方法とあわせて紹介
(撮影:成清徹也)

『やさいの時間』6・7月号では、弱った夏野菜を復活させるプロの技を、野菜別に紹介しています。その中から、トマトのこんな症状をご紹介!

 

【症状】トマトの葉が白くなり、全体がボロボロになってしまった...

一体なぜ? 再び元気にする方法はないのでしょうか。原因と対策を、野菜作りの達人・加藤正明さんが教えてくれました。

 

【原因】ハダニにやられた
【レスキュー方法】茎の先端を切る

ハダニは高温乾燥で発生し、葉や茎の汁を吸います。クモの仲間なので、大発生するとクモの巣のような糸が見られます。 

部分的な被害なら、ハダニが潜む葉の裏を中心に水をかけて乾燥を防げば防除できますが、株全体が白っぽくなってからでは手遅れ。思いきって主枝〈しゅし〉(株の中心の枝)の先端を切り、わき芽(主枝についた葉のつけ根から出る芽。伸びると側枝〈そくし〉になる)を伸ばして新しい主枝にしましょう。 
トマトの場合、花のすぐ下のわき芽が丈夫なので要チェック。ほかにも、元気のよさそうなわき芽は新しい主枝の候補として残し、よく観察しましょう。 
まず、いちばん上の花を残して主枝の先端を切ります。収穫を終えた実より下の葉は、光合成の役には立ちません。切って、ハダニごと取り除いてください。やがて、伸びたわき芽に花や実がつきます。

 

上の写真はハダニが発生したミニトマト。

 

▼この号に掲載されています

202306y_01.jpg

『やさいの時間』2023年6・7月号

4~5月に栽培を始めたトマトなど夏野菜のトラブルを解決する「夏野菜レスキュー!」特集。「もう実がつかない!」「株がしおれちゃった...」弱った夏野菜を復活させるプロの技を、野菜別に紹介しています。

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