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第4次サツマイモブームが到来中!

第4次サツマイモブームが到来中!
サツマイモが日本に渡来したのは江戸時代(撮影:栗林成城)

甘くてホクホク・蜜でしっとりなどさまざまな食感が選べて楽しいサツマイモ。暑さや乾燥に強いうえに、植えつけたあとは手間いらずのため家庭菜園でも大人気! 『やさいの時間』6・7月号では、サツマイモの歴史や文化に詳しい竹下大学さんおすすめの、注目品種ベスト5を紹介してもらいました。
ここでは、もっとサツマイモが好きになる、サツマイモよもやま話を紹介します。

 

現在は、第4次ブームの真っただ中!

 

日本人に古くから愛されてきたサツマイモ。江戸時代後期の第一次ブームから、何十年かおきに大ブームを巻き起こしています。そして今は、第4次ブームの真っただ中。理由は主に4つ考えられます。

 

1つ目は、サツマイモに対する健康イメージがアップしたこと。以前は、人前で「サツマイモが好き」というのは恥ずかしいという風潮もありましたが、最近は健康やダイエット、腸活や筋トレ中の人のおやつにもいい、などプラスイメージが定着。積極的にサツマイモが食べられるようになりました。


2つ目は、おいしい焼き芋が手軽に食べられるようになったこと。焼き芋製造機の進化で、スーパーなどで焼きたてを安く買えるようになり、食べる機会も増加しています。

 

3つ目は、サツマイモの貯蔵技術が進化したこと。どのくらい保存しておくと甘みがいちばんのる、などが解明され、サツマイモの食味がさらにアップ。焼き芋のほか、大学芋や干し芋など、サツマイモの加工食品もぐんとおいしくなりました。

 

4つ目は、品種改良が進んだこと。「シルクスイート」や「べにはるか」など、すばらしいニューフェースが続々登場。定番人気品種の「ベニアズマ」や「高系14号」から、さらにワンランクアップした品種が大量に作られるようになり、人気に拍車をかけています。

 

竹下大学(たけした・だいがく)

品種ナビゲーター。植物・食文化・イノベーションなどの切り口から、情報発信やセミナーなどを開催。ちなみに大学芋とは無関係。

 

▼この号に掲載されています

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『やさいの時間』2023年6・7月号

4~5月に栽培を始めたトマトなど夏野菜のトラブルを解決する「夏野菜レスキュー!」特集。「もう実がつかない!」「株がしおれちゃった...」弱った夏野菜を復活させるプロの技を、野菜別に紹介しています。

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