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今月スタートできる野菜【プランター編】 オクラ

今月スタートできる野菜【プランター編】 オクラ
(撮影:成清徹也)

『やさいの時間』6・7月号に掲載「今月スタートできる野菜」では、この時期に栽培を始められる代表的な野菜とその栽培方法を紹介しています。その中から、オクラをご紹介! 園芸家の深町貴子さんが教えてくれました。

 

オクラ 1鉢で10株育てて、たっぷり収穫!

 

▼タネから収穫まで

約80日

 

▼タネまきの時期

中間地:4月下旬~6月中旬

寒冷地:5月上旬~6月下旬

暖地:4月中旬~6月中旬

 

▼成功のポイント

【密植してコンパクトに育てる】

1鉢で1株を育てると草丈が高くなり、次々にさやがつくものの、1回に収穫できるのは1本だけ。一方、1鉢で10株育てる密植栽培では、生育がゆっくりで草丈も高くなりません。株数が多いぶん、1回に数本ずつ収穫できます。

 

【タネは、まく前に吸水させる】

オクラのタネは皮が堅くて発芽しにくいので、あらかじめ吸水させて発芽率をアップさせます。タネから白い根が少し出たら、タネまきのタイミングです。

 

育ててみよう

 

①タネは吸水させるタネを水でぬらしたキッチンペーパーなどで包み、ジッパーつきの密閉袋に入れて常温で一昼夜おく。タネが呼吸できるように、密閉袋の口は指2本分開けておく。タネから白い根が少し出たら、まきどき。

 

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②まき穴を作る指などで、まき穴を10か所あける。穴の間隔は7cm、深さは2cmが目安。(撮影:渡辺七奈)

 

③1穴に1粒ずつ、タネをまく。穴の周囲の土を指でつまんでタネに土をかぶせ、手で軽く押さえて水をやる。

 

オクラは高温を好む野菜。夏の直射日光をたっぷり浴びることで丈夫に育つので、日当たりのよい場所に置きましょう。

水やりはタネまき直後はたっぷり。その後、花芽(はなめ)がつくまでは土の表面が乾いたら水をやる程度で、乾かし気味に。花が咲いたら、毎日たっぷり水をやりましょう。開花後に水切れすると、花が落ちたり、さやがつかなくなったりします。

 

『やさいの時間』では、ほかにも今月スタートできる野菜を紹介しています。

 

▼この号に掲載されています

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『やさいの時間』2023年6・7月号

4~5月に栽培を始めたトマトなど夏野菜のトラブルを解決する「夏野菜レスキュー!」特集。「もう実がつかない!」「株がしおれちゃった...」弱った夏野菜を復活させるプロの技を、野菜別に紹介しています。

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