スタートも収穫時期もほぼ同じ。手間いらずのニンニク&ラッキョウを育てよう
独特の香りと辛みが持ち味のニンニクとラッキョウ。秋に植え、翌年の初夏に収穫します。じっくりと栽培する分、栄養満点! 病害虫に強く、手間がかからないので、ビギナーさんも気軽にチャレンジしてみてください。次回10月1日(日)放送の「やさいの時間」(Eテレ・午前8:00~)では、ニンニクとラッキョウの栽培方法について紹介します。テキスト『やさいの時間』10・11月号とあわせてご覧ください。
ニンニクの品種
品種は「寒地系」と「暖地系」がある。東北地方以北に適した寒地系には「ホワイト六片」「ニューホワイト六片」など、関東地方以西に適した暖地系には「紫々丸」「平戸」「島ニンニク」などの品種がある。寒さへの反応や生育に適した温度が異なるので、地域に合った品種を選ぶ。
ラッキョウの品種
品種の分化は少なく、「らくだ」「八房」のほか、台湾から導入された「玉ラッキョウ」が主なもの。これらの品種が在地化した在来種も多い。
●「花ラッキョウ」とは?
花ラッキョウは品種名ではなく、ごく小粒のラッキョウのこと。秋に植えつけたラッキョウを翌年の夏に収穫せずにもう1年育てると、盛んに分球して小粒の球ができる。花ラッキョウの名は、球の両端(ハナ)を切り取って利用することから、または2年目に濃いピンク色の花を咲かせることからついたともいわれる。
●放送予定「やさいの時間」 しづか&太陽のベジ・ガーデン〈健康パワー!ニンニク&ラッキョウ〉
【放送】10月1日(日)午前8:00~8:24 Eテレ
【再放送】10月2日(月)午前11:05~11:29 総合テレビ
【再放送】10月3日(火)午後1:05~1:29 Eテレ
●掲載テキスト『やさいの時間』2023年10・11月号
育てないともったいない! とれたてが絶品のソラマメ&エンドウ3兄弟を大特集。秋からスタートできるので涼しい季節で作業も快適♪ 大量収穫でコスパも最高です! ほかにも、ビギナーさんでも気軽にチャレンジできるニンニク&ラッキョウ、プランターで育てる葉もの野菜、今が始めどきのイチゴやタマネギなど、今号も情報満載でお届けします。
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