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プランターの秋冬野菜 3つの寒さ対策

プランターの秋冬野菜 3つの寒さ対策
赤オクラはポリ袋を上からかぶせてあんどん支柱にさし、洗濯バサミなどですそを留める。袋の上部に通気穴をあけておく。(P88)撮影:渡辺七奈

10月中旬を過ぎると、気温が一気に下がります。寒さに弱い秋冬野菜は、霜が降りる前に寒さ対策をしましょう。3つの対策を園芸家の深町貴子(ふかまち・たかこ)さんが紹介します。

 

*  *  *

 

テキスト8・9月号までに紹介した野菜のうち、寒さ対策が必要なものは赤オクラ、シュンギク、セロリ、わい性ミニトマトです。

 

1 不織布をかける

 

不織布は、繊維を織らずに絡み合わせたシート状の資材。支柱を立てずに、株の上から直接かけられます。通気性、透水性に優れて蒸れにくい反面、保温や防寒効果はポリ袋より劣ります。乾燥防止や防鳥などにも活用できます。

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タネまき直後のシュンギクなど。

 

2 ポリ袋をかぶせる

 

あんどん支柱か、曲がるタイプの支柱をトンネル状に立て、透明か半透明のポリ袋で全体を覆います。必ず通気用の穴をあけ、すそを結ぶか麻ひもなどで固定して保温性を高めます。ただし、日中気温が高くなる場合は、蒸れないようにすそを上げて換気をします。

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セロリ、生育中のシュンギク、収穫後期の赤オクラなど。

 

3 室内に取り込む

 

特に寒さに弱い野菜や、小さなプランターは、室内の日当たりのよい場所に取り込むと確実です。赤い実が次々になるわい性ミニトマトなどは、グリーンインテリアとしても楽しめます。暖房を入れる場合は、温風が直接株に当たらないようにしましょう。

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わい性ミニトマトなど。

 

■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2018年10・11月号より

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