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ミニシクラメン 選び方のポイント

ミニシクラメン 選び方のポイント
戸外で楽しむタイプ。撮影:田中雅也
ミニシクラメン 選び方のポイント
室内で楽しむタイプ。

小柄でかわいらしいミニシクラメン。シクラメンだけでも、ほかの植物と組み合わせても美しく、使い勝手のよさが魅力です。用途に合わせたミニシクラメンの選び方を、園芸研究家の杉井志織(すぎい・しおり)さんに教えてもらいました。

 

*  *  *

室内か戸外か。楽しむ場所で種類を選ぶ

 

ポイント1 3〜4号ポットの小さな株と花

 

園芸品種のなかで、株と花のサイズが小さいものがミニシクラメンやガーデンシクラメンと呼ばれることが多く、大鉢をぎゅっと小さくしたような姿が人気です。

 

寄せ鉢や庭植えなどで複数の株と組み合わせやすいところが、従来の室内向けの大鉢にはない魅力です。

 

ポイント2 耐寒性は種類で異なる

 

ミニシクラメンには室内で育てる種類と、低温に強く戸外でも栽培できる種類があり、楽しむ場所で選ぶことが重要です。

 

売り場や株には「室内用」「戸外用」と、明記されていないこともあります。見分けるポイントは、「葉の並びの整い具合」。室内向けの種類は放射状にきちんと整っているのに対し、戸外向けは、葉が上下左右やや不ぞろいに並んでいることが多いです。

 

3 葉や蕾の多い株を選ぶ

 

蕾の数は葉の数と同じといわれています。葉数が多い株を選びましょう。花や葉の茎が黄色くなっておらず、根元が傷んでいないことも重要です。

 

また、株元にある小さな蕾も要チェックです。シクラメンの株元の塊は塊茎(球根で茎が肥大化したもの)で、蕾は塊茎の上部につきます。株元に小さな蕾がたくさんあれば、花が次々に咲き、花を長く楽しめます。

 

■『NHK趣味の園芸』2018年12月号より

趣味の園芸 2018年12月号  

2018年11月21日発売 定価 545円 (本体505円)

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