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ソラマメをよりおいしく食べるには

ソラマメをよりおいしく食べるには
出荷を待つ「緑陵西」。撮影:小村 仁

冬越し野菜のひとつ、ソラマメ。宮城県南部の村田町でソラマメ農家を営む大沼善明さんに、よりおいしく食べるためのポイントを教えてもらいました。

 

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ソラマメは鮮度が命

 

新鮮なソラマメは、さやにツヤとハリがあります。収穫した瞬間から鮮度がどんどん落ちてしまうので、翌日までに食べきるのがおすすめ。できるかぎり早く冷蔵庫で保存しましょう。冷蔵保存の限界は3日間。それ以上保存する場合は、さやからマメを取り出し、生のまま冷凍します。

 

品種を替えて収穫時期をずらす

 

どうしても食べきれないほどの量が一度にとれてしまう場合は、違う品種を植えることで、収穫時期をずらすことができます。村田町ではさやが大きめで耐寒性に優れた「打越一寸(うちこしいっすん)」と、それより収穫時期がやや遅めで、さやにさび病が出にくく、マメが鮮やかな緑色になる「緑陵西(みどりりょうさい)」の2品種を栽培。このことで、出荷期間を延長することができました。

 

やっぱりシンプルがいちばん

 

大沼さんのいちばんのお気に入りは「塩ゆで」。鮮度が高いほどゆで時間は短く、沸騰して2〜3分くらいでゆで上げるのがベスト。とれたてならではの新鮮な味わいを楽しみましょう。収穫が遅れマメが堅くなってしまった場合は、しょうゆ、ザラメを加えて含め煮にするのがおすすめ。

 

■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2019年10・11月号より

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