タマネギの皮をむいたらすす状の黒いものが! これは何?
タマネギの皮をむいたら、すすのような黒いものが! そんな経験はありませんか? この原因は一体何なのでしょうか。恵泉女学園大学人間社会学部教授の藤田 智(ふじた・さとし)さんに教えてもらいました。
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外側の皮と食用部位である鱗葉(りんよう)との間に黒いカビが発生する「黒かび病」という病気です。栽培中に雨が多いと出やすい傾向がありますが、発生するのはタマネギの保存中で、残念ながら防ぐ手だてはありません。
私はもったいないので、カビを洗い落としたあと、加熱して食べています。しかし心配なら、食べずに破棄してください。
■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2020年6・7月号より