みんなの趣味の園芸×HYPONeX共同主催コンテスト

Supported by SUNTORY FLOWERS サフィニア30th

みんなで花チャレンジ グランプリ入賞者には豪華賞品をプレゼント

育て方ガイド&おすすめの花

タネまき部門、ポット苗部門、サフィニア部門のおすすめの育て方を紹介します。
もちろん、あなたのご自慢の栽培方法で育てても大丈夫です!
さあ、どの部門に挑戦しましょうか。

1.手間をかけて育てたいタネまき部門

タネまきは園芸の醍醐味。苗を育てる手間はかかりますが、小さなタネから芽が出て、日ごとに育っていく様子は何にも代えがたい感動です。コスモス、ヒマワリなど、タネが大きい種類は初心者向きで、ニチニチソウやペチュニアなどタネが小さくなるほど上級者向きです。

教えてくれる人:
金子明人(かねこ・あきひと)

園芸研究家。園芸の楽しみを教えるメッセンジャーとして活躍中。「趣味の園芸」の講師としてもおなじみ。グリーンアドバイザー園芸ソムリエ1号。

1.1タネをまく時期

草花の種類によって発芽に適した「発芽適温」があります。春まきの草花は、一般的にはソメイヨシノの花が終わったらまきます。アサガオやケイトウなど熱帯性の草花は低温では発芽しにくいので、ヤエザクラが散って遅霜の心配がなくなってからまきましょう。
北国で7月中旬までに咲かせるには4月にタネをまき、室内の日当たりがよく、空気が滞留しない場所で管理するとよいでしょう。
もちろん、まく時期が遅れても工夫次第で咲かせることも可能。その工夫や努力も審査員は見守っています!

1.2初心者向きのタネまき
(タネが大きい種類~アサガオ、コスモス、ヒマワリなど)

7.5cmのポリポットにタネをまき、本葉が4~5枚になったら鉢やプランターに植えつけます。

タネまき~植えつけまで
  • 1タネまき
    7.5cm(2.5号)のポリポットに鉢底網を敷き、市販のタネまき用培養土など無肥料で清潔な用土を入れます。用土はあらかじめ、活力液を1000倍に薄めた水で十分に湿らせておくことをおすすめします。中央に割りばしなどで、タネの厚みの2~3倍の深さの穴をあけます。穴に2〜3粒タネを入れ、用土を寄せて穴を埋めます。
  • 2間引き
    本葉が1~2枚になったら、生育の悪い苗、長く徒長した苗などは株元から切り、よい苗を1本だけ残します。
  • 3植えつけ
    本葉が4~5枚になったら鉢やプランターに植えつけます。植えつけ方・植えつけ後の管理は「ポット苗部門」と同じです。植えつけ後に1~2回茎先を摘み取る摘心を行うと、枝がふえて株にボリュームが出ます。
置き場

日当たりと風通しがよい場所で管理します。

水やり
発芽するまで
用土が乾かないように、深さ1cmほど水を入れた鉢皿にポットを並べておき、底から水を吸わせます。
発芽したら
過湿にならないように鉢皿を取り除き、用土の表面が乾いたら底穴から流れ出るまでたっぷりと水を与えます。小さい苗が倒れないように水やりは優しく。
肥料
発芽するまで
肥料は施しません。
発芽したら
規定の2倍に薄めた活力液を週1回施して根の成長を促します。本葉が出たら、規定の2倍に薄めた活力液と規定の2倍に薄めた液体肥料(N-P-K=6-10-5など)を週1回施します。 

1.3中~上級者向きのタネまき
(タネが小さい種類~インパチエンス、ベゴニア・センパフローレンスなど)

タネは平鉢にまきます。本葉が2~3枚になったらポリポットに植え替えます。ポリポットの底から根が出てきたら、一回り大きいポリポットに植え替えるか、鉢やプランターに植えつけます。

タネまき~植えつけまで
  • 1タネまき
    3号程度の平鉢に鉢底網を敷き、市販のタネまき用培養土など無肥料で清潔な用土を8分目ほど入れます。用土はあらかじめ、活力液を1000倍に薄めた水で十分に湿らせておくことをおすすめします。土の表面を平らにして、1つまみ(10粒程度)のタネを重ならないように用土の表面にばらまきます。覆土はしません。
  • 2ポリポットに植え替え
    本葉が2~3枚になったら、生育のよい苗をいくつか選んで6cmのポリポットに植え替えます。用土は、市販の草花用培養土など、水はけ、水もちがよく、通気性があるものを。肥料分がない培養土の場合は、元肥用の緩効性化成肥料(N-P-K=6-40-6など)を規定量混ぜます。
  • 3植えつけ
    ポリポットの底から白い根が出てきたら、さらに一回り大きいポリポットに植え替えてさらに苗を育てます。生育の具合によっては、この段階で鉢やプランターに植えつけてもよいでしょう。植えつけ方は「ポット苗部門」と同じです。
置き場

日当たりと風通しがよく、タネまきから苗が小さいうちは雨が当たらない場所。

水やり
タネまきから本葉1~2枚まで
用土が乾かないように、深さ1cmほど水を入れた鉢皿にポットを並べておき、ポットの底から水を吸わせます。
本葉3~5枚になったら
過湿にならないように鉢皿を取り除き、用土の表面が乾いたら、底穴から流れ出るまでたっぷりと水を与えます。小さい苗が倒れないように水やりは優しく。
肥料
タネまき後
肥料は施しません。その代わりに発芽したら規定の2倍に薄めた活力液を週1回施して根の成長を促します。
本葉が出たら
規定の2倍に薄めた活力液と規定の2倍に薄めた液体肥料(N-P-K=6-10-5など)を週1回施します。鉢やプランターに植えつけたあとは、「ポット苗部門」と同じです。

2.ポット苗から育てる!ポット苗部門

ポット苗を購入して鉢やプランターに植えつけて育てます。すぐに花を楽しめ、初心者でも失敗がありません。購入したらすぐに鉢やプランターに植えつけましょう。

教えてくれる人:
金子明人(かねこ・あきひと)

園芸研究家。園芸の楽しみを教えるメッセンジャーとして活躍中。「趣味の園芸」の講師としてもおなじみ。グリーンアドバイザー園芸ソムリエ1号。

2.1よい苗の選び方

選ぶポイントは2点。ポリポットをさわること、葉や茎の様子を見ることです。

[ポットをさわる]
・軽く押してポットがへこまず、堅く締っているものがよい。へこむものは根が張っていないことがある。
[葉や茎、蕾を見る]
・茎葉の緑色が濃くて枝数や蕾が多い。
・枝が四方に均等に伸びて草姿のバランスがよい。
・見た目の大きさよりも、がっちりした苗を選ぶ。花は咲いていてもいなくてもよい。

2.2植えつけとその後の作業

  • 1鉢の準備
    鉢の大きさは、苗のラベルに書かれている号数に従うか、生育したときの姿を想像して決めます。
    鉢の素材はお好みで。通気性のよい鉢ほど用土が乾きやすく、水やりの回数もふえます。ゴロ土は入れても入れなくてもかまいません。
  • 2苗をポットから抜く
    苗をポットから抜き、根の状態を見ます。よい苗は根鉢のまわりに何本も白い根が見えています。その場合は根鉢をくずさず植えつけます。もし、根が底で巻いていたら、その部分を切り落としてから植えつけます。
  • 3鉢に植える
    市販の草花用培養土を鉢の3分の1ほどまで入れます。鉢の中央に苗を置き、ウォータースペースが1~2cmになるように用土の量を調整します。苗の周囲に用土を入たらはしを差し込んだりして用土を詰め込み、鉢底から流れ出るまでたっぷりと水を与えます。肥料分がない培養土の場合は、元肥用の緩効性化成肥料(N-P-K=6-40-6など)を規定量混ぜます。
  • 4植えつけ1か月後からの追肥
    規定量の固形の緩効性化成肥料(N-P-K=16-7-12など)を施し、規定の濃度に薄めた液体肥料(N-P-K=6-10-5など)を月2~3回、水やり替わりに施します。
  • その後の作業①
    摘心
    そのままでもよいのですが、摘心をすると枝が多く伸び、花数もふえます。ただし、摘心すると開花は遅くなります。
  • その後の作業②
    花がら摘み
    咲き終わった花は、花のつけ根から摘み取って株の消耗を防ぎます。
置き場

日当たりと風通しがよい場所で管理します。

水やり

鉢土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るまで水をたっぷりと与えます。

肥料
根づくまで(約1か月間)
肥料を施しません。その代わりに、規定の2倍に薄めた活力液を週1回施して根の成長を促します。
1か月たったら
固形の緩効性化成肥料(N-P-K=16-7-12など)や、すぐに効く速効性の液体肥料(N-P-K=6-10-5など)を施します。緩効性化成肥料は規定量を施します。液体肥料は規定の濃度に薄めて月2~3回、水やり替わりに施します。

3.サフィニアを育てるサフィニア部門

波うつように豪華に咲きあふれる、春夏ガーデニングの定番。サフィニアシリーズ(ナス科ペチュニア属)は育てやすさバツグンで、園芸初心者やビギナーでも大きく美しく咲かせることができます。
苗の植えつけ方は、「ポット苗部門」と同じです。
ここではサフィニアをより豪華に美しく咲かせるための大切な作業を解説します。

教えてくれる人:
チーム・サントリーフラワーズ

発売初期から花苗の生産に携わる、サフィニアのスペシャリスト。好きなサフィニアの花色はパープル。

3.1サフィニアを豪華に美しく咲かせる3つのポイント

  • ポイント 1
    的確な肥料

    植えつけ時に土に含まれていた肥料は、徐々に効き目がなくなっていきます。花をたくさん咲かせるために、追肥として肥料を定期的に施します。

    [液肥]
    液体肥料を併用すると開花のパフォーマンスが高まります。液体肥料は植えつけの約1か月後から使用するとよいでしょう。週に1度は規定の濃度に薄めた液体肥料を、鉢底から流れ出るまでたっぷりと与えます。
    [置肥]
    植えつけの約1か月後から定期的に固形の緩効性化成肥料(N-P-K=16-7-12など)を施しましょう。
  • ポイント 2
    枝葉を増やす(摘心)

    植えつけ後、枝が伸びてきたら摘心を行います(植えつけから約2~3週間が目安)。鉢の外に間延びしてきた枝を、鉢の内周りに沿って刈り込むのが目安ですが、株がまだ小さい場合や葉が込み入っていない場合は、先端を摘むだけで構いません。サフィニアブーケは摘心不要です。

    新芽がぴょんぴょん出てきたら摘心(ピンチ)をしましょう。鉢からはみ出した新芽をカットします。

    摘心をすると横から新芽が出て、枝数も花数もぐっと増えます!鉢全体が葉で覆われるまで2~3回繰り返すのが理想です。

  • ポイント 3
    株なかを腐らせない(花がら摘み)

    咲き終わった花は花茎から摘み取る「花がら摘み」を行いましょう。茎の短いものは花がらの根元ごと手で摘み取り、通気性を持たせます。日頃から株なかの黄葉を取り除くことも大切です。

    しぼんだ花をそのままにしておくと、新しい花がつきにくくなることも。また、病気やカビの原因にもなります。

    こまめにハサミでカット。花びらだけを摘むのではなく、花茎から切ります。

サフィニア30thサフィニアは2019年で30周年を迎えました!

4.病害虫対策

[病気]
うどんこ病、灰色かび病など
発病した茎葉や花は見つけしだい取り除きます。日ごろから早期発見に努め、混み合った茎葉は適宜取り除いたり、密植を避けたりして、日当たり、風通しをよくします。チッ素肥料を一度に施しすぎると発生しやすいので注意します。
薬剤は発病初期に株全体に散布し、病気のまん延を防ぎます。
[害虫]
アブラムシ、ナメクジ、アオムシ、ヨトウムシなど
いずれも日ごろから早期発見に努め、虫を見つけしだい捕殺します。ナメクジやヨトウムシは夜に活動するので、被害を見つけたら夜間に虫を探しましょう。
薬剤は虫の発生初期に使用し、被害の拡大を防ぎましょう。

5.栽培シーン別
おすすめ肥料・活力液

草花を大きく美しく育てていくには肥料や活力液が大切です。植えつけ時、植えつけ後、元気がないときなど、シーンに応じて賢く使い分けましょう。
* 画像はハイポネックスジャパンによる施肥事例(左側は無施肥、右側はマグァンプK、ネクスコートバラ用およびリキダスを使用)

教えてくれる人:
チーム・ハイポネックス

研究開発センターにて日々栽培試験を実施。 肥料と活力液を上手に使い、元気できれいな花をたくさん咲かせましょう。

活力液

苗を鉢に植えつけるときに施すと、根が活着しやすくなります。また、植物の元気がないときにも効果的です。

リキダス
リキダス
160ml、450ml、800ml
コリン・フルボ酸・アミノ酸の相乗効果+カルシウムをはじめ、各種ミネラル配合!植物のパワーを引き出し、元気に育てる!
ハイポネックスジャパンのサイトで
詳しく見る

緩効性化成肥料(元肥)

植えつけ時に施して、ゆっくり効かせるタイプです。用土に混ぜ込むのがポイントです。

マグァンプK中粒
マグァンプK中粒
50g~3kg
土に混ぜ込む緩効性肥料。植えつけ、植え替え時、土に混ぜ込むだけの元肥(約1年間の効き目)
ハイポネックスジャパンのサイトで
詳しく見る

緩効性化成肥料(追肥)

植えつけ後、さらに元気よく育てるための肥料です。土の上に置くと、ゆっくりと効いていきます。

ネクスコート いろいろな植物用
ネクスコート いろいろな植物用
500g
1シーズン(3~4か月)に1回、土にばらまくだけの肥料! ガーデニング初心者にもおすすめ! 簡単に使える肥料です。
ハイポネックスジャパンのサイトで
詳しく見る

液体肥料(追肥)

植えつけ後、植物を元気よく育てるための肥料です。水で薄めて水やり替わりに施せば、すぐに効いていきます。
殺虫効果を含んだタイプもあります。

ハイポネックス原液
ハイポネックス原液
160ml、450ml、800ml
与えてすぐに効果が現れる速効性で、草花から野菜まで、いろいろな植物に使えます。植物の健全な生育に必要な15種類の栄養素をバランスよく配合しています。水でうすめる液体肥料です。
ハイポネックスジャパンのサイトで
詳しく見る
ハイポネックス原液 殺虫剤入り
ハイポネックス原液 殺虫剤入り
450ml
肥料やりとアブラムシ駆除が同時にできる、便利な殺虫剤入り液体肥料。植物を健全に育てる液体肥料ハイポネックス原液と浸透移行性殺虫剤(ジノテフラン)がひとつになりました。
ハイポネックスジャパンのサイトで
詳しく見る

6.花チャレンジに
おすすめの花

7月中旬頃までに開花が見込め、育てやすいおすすめの花を紹介します!

初心者でも育てやすい! サントリーフラワーズおすすすめの花

  • サフィニア
    開花期:4月~10月
    ナス科ペチュニア属

    ラインアップが豊富! 育てやすさもバツグンで、波打つように豪華に咲きあふれます。

    詳細を見る
  • ミリオンベル
    開花期:4月~10月
    ナス科カリブラコア属

    分枝性バツグン、花数いっぱい。育てやすくバランスのよい草姿になります。

    詳細を見る
  • マックスマム
    開花期:4月~6月
    キク科アルギランセマム属間ハイブリッド

    驚きの生育スピード!1株で大きく、花満開に。

    詳細を見る
  • アズーロコンパクト
    開花期:4月~10月
    キキョウ科ロベリア属

    蝶のような花がふんわりとまとまる、夏越し容易なロベリア。

    詳細を見る

*サントリーフラワーズのページに移動します編集協力/ハイポネックス ジャパン、サントリーフラワーズ、小葉竹由美

「おすすめの肥料」掲載商品に関するお問い合わせは

株式会社 ハイポネックス ジャパン
TEL:06-6396-1119

受付時間 10:00~16:00(月~金)
土・日・祝日・年末年始、夏期休暇を除く

ハイポネックス ジャパン
公式WEBサイトはこちら

サントリーフラワーズの商品に関するお問い合わせは

サントリーフラワーズ お客様センター
TEL:0570-550-087

ナビダイヤル : 受付時間 9:30~17:00(月~金)
土・日・祝日・年末年始、夏期休暇を除く

サントリーフラワーズ
公式WEBサイトはこちら