この時期に珍しくはなく、しかも世界のアチコチに見られるジキタリス。それなのに見かけるとこれに惹かれます。もともと4枚の花弁が横につながって袋状になった長い大きな花冠をもつのが特徴です。花の大きな入り口から奥はlanding platformと言われ、そこに訪花昆虫(マルハナバチ)がlandingします。上から見て目立つ黒っぽい斑点があり、訪花昆虫には花の奥にできる蜜のありかを示すガイドマークとして働いているのもと思われます。昆虫が袋の奥に入り始めると袋上部に雌しべの先端(柱頭)があり、頭か背中に付けて他の花から運んできた花粉をそこへ届けそうです(授粉)。4本の雄しべの葯(花粉をつくる袋)もまた柱頭の少し奥に集まっていて、帰りがけの昆虫の頭や背中に付くという仕掛けになっています。
ただし、実際に訪花昆虫も送粉の様子も実際には私は見たことはありません。ですが、そんなことを想像しながら花を見ると面白い。
こんにちは 今日、朝のウオーキングで偶然に出会いました。
返信する最初は釣り鐘草と思いきやよく見るとそうではありません
ところがこのページを開いたら写真と同じ花、驚いたのと
名前(ジキタリス)も花の詳しい説明もあり、明日のウオ
ーキング改めて観察してみます。ありがとうございました
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