‘千日小坊’
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‘千日小坊’の基本情報

学名:Alternanthera porrigens var. porrigens

科名 / 属名:ヒユ科 / ツルノゲイトウ属(アルテルナンテラ属)

‘千日小坊’
‘千日小坊’
(矮化剤処理による)
‘千日小坊’
千日小鈴〓

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‘千日小坊’とは

特徴

‘千日小坊(センニチコボウ)’は、センニチコウ(千日紅、Gomphrena)をごく小さくしたような、かわいらしい花(花穂)が多数咲き、ふんわりとしたやさしい風情が感じられる多年草です。花はセンニチコウの小型品種‘千夏’よりもさらに小さく、花穂の大きさは5~10mmくらいです。開花期間が長く、一つ一つの花も長もちします。コンテナの寄せ植えなど、ほかの草花の引き立て役としても使いやすく、重宝します。
‘千日小坊’が属するアルテルナンテラ属Alternanthera、ツルノゲイトウ属)は、ほかの種は観葉として栽培されますが、本種は花を観賞し、秋以降は多少紅葉します。‘千日小坊’を含むポリゲンス種(A. porrigens)には、立ち性からほふく性まで変異があり、3つに分けるという説もあります。‘千日小坊’は立ち性で草丈1mくらいになり、枝垂れて咲くこともあります。ほふく性のタイプには‘千日小鈴’があり、ハンギングなどに利用されます。ほかにも、小型で花が大きめの‘千紅花火’や、葉色が薄く桃花の品種も育成されています。

●関連図鑑
アルテルナンテラ

基本データ

園芸分類 草花(亜低木)
形態 多年草 原産地 ペルー、エクアドル
草丈/樹高 30~100cm 開花期 10月~12月(8月下旬~9月にも開花株が流通する)
花色 赤紫,ピンク 栽培難易度(1~5)
耐寒性 弱い(半耐寒性) 耐暑性 強い
特性・用途 常緑性だが寒さで葉が枯れる,花壇,鉢,ドライフラワー,開花期が長い
植物図鑑の見方
園芸・ガーデニング作業の基本

種類(原種、品種、仲間)

  • 千日小坊®

    茎は立ち性で1mくらいになる。
  • 千日小鈴®

    茎は横に伸び、ハンギングなどに向く。

育て方・栽培方法

‘千日小坊’の栽培カレンダー

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:小黒 晃(おぐろ・あきら)
種苗会社ミヨシで、主に宿根草の導入、試作に携わっている。また、一般公開をしている宿根草ガーデンの管理を担当している。日本における、宿根草全般の栽培特性に造詣が深い。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

‘千日小坊’のそだレポ(栽培レポート)

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