園芸分類 | 山野草,球根 | ||
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形態 | 多年草 | 原産地 | 北アメリカ東北部 |
草丈/樹高 | 15~20cm | 開花期 | 4月~5月 |
花色 | 桃紫色,桃色,白色 | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | 普通 | 耐暑性 | 普通 |
特性・用途 | 落葉性 | ||
やわらかい木もれ日を好みます。芽出しから開花まではたっぷりと日に当てて株の間のびを防ぎ、花後からは30%程度の遮光下で成長を促します。盛夏には休眠を始めますが、休眠後も地下の芽は成長を続けるので、あまり暗い場所より、棚上などでそのまま管理するとよいでしょう。冬の凍結にも強いですが、秋に植え替えや株分けをしたものは凍結によって根が浮き上がってしまうので注意します。
庭植えの場合は、午前中だけ日が当たる場所か、木もれ日が当たる場所を好みます。ただし、小さい植物なのでほかの植物に負けないように、単独で植えたいものです。冬は落ち葉をかぶせるとよいでしょう。
毎日、用土が乾き始めたらたっぷりと水やりをします。休眠中もあまりからからに乾かないように、用土が白く乾いてきたら水やりをします。
肥料を好みます。植えつけ時に元肥を少量入れます。
根が伸び始める4月下旬から休眠前の6月下旬まで、2週間に1回、チッ素、リン酸、カリが等量の液体肥料を規定倍率で施します。同時に鉢の縁に置き肥をするのも効果的です。
病気:軟腐病、うどんこ病、ウイルス病
多湿により軟腐病が出ます。梅雨ごろから、うどんこ病が出ることもあります。葉や花に色むらが出たらウイルス病を疑ってください。
害虫:ナメクジ、アオムシ、アブラムシ、ハダニ、ヨトウムシ、ネズミなど
ナメクジやアオムシ、ヨトウムシなどが葉を食害します。アブラムシも見られます。梅雨ごろから葉が白くかすれてきたらハダニを疑ってください。休眠中にネズミなどに根を食害されることがあるので注意してください。
地上部がしなやかなので、全体のバランスを考えると中深鉢以上の深さの鉢がよいでしょう。通気性と水はけのバランスがよいものを選んでください。
用土は市販の山野草用培養土で十分です。自分で配合する場合は、それぞれ粒径が2~5mmの硬質鹿沼土、赤玉土、軽石を6:3:1くらいの割合で混ぜるとよいでしょう。
植えつけ、植え替えともに、なるべく休眠中に行います。最も好ましいのは秋の彼岸前後で、春の彼岸前後もよいでしょう。植え替えは毎年か2年に1回行います。
株分け:休眠中の植え替え時に、塊根が分かれていたら株分けします。必ず塊根に芽がついていることを確認して、手で割れる程度の大きさに分けます。
根伏せ:塊根がたくさんあるものは株分けできます。秋の植え替え時に、余分な塊根を元から外し、培養土に伏せるように植えておきます。早いものでは翌春には発芽します。
タネまき:金平糖のような果実に触ってほぐれるようになったら、タネをとってとりまきします。タネをまいたら軽く覆土をして、コケが出ないように日陰で保存します。翌春、発芽したら通常の栽培場所へ移します。タネを保存して春にまくこともできます。
花がら切り:タネをとらないときは、咲き終わった花を切ると株が疲れません。
古くからバイカカラマツと呼ばれて多くの人々に親しまれ、日本の植物と思われがちですが、実際は北アメリカ東北部原産の山野草です。明るい樹林帯の林床に生え、カラマツソウの仲間に似た草姿で、春にアネモネのような花を咲かせます。
地下には...
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