ナーベラー(ヘチマ)の基本情報
科名:ウリ科
ナーベラー(ヘチマ)とは
特徴
ナーベラーとは沖縄での呼称で、ヘチマのこと。熱帯アジア原産で、かつては全国でたわしや化粧水に利用されていました。沖縄では開花後10日ほどの幼果を食用にします。わずかにぬめりがあるものの淡泊でくせがなく、炒め物やあえ物、汁の実など、利用範囲の広い野菜です。とり遅れると繊維が目立ってかたくなり、食用には向きません。たわしに加工するとよいでしょう。
つるが旺盛に伸びるので、支柱を立てて園芸用ネットを張り、つるや葉を這わせるのがおすすめです。整枝(せいし)などの手入れは不要で、放任栽培できます。2週間ごとの追肥でぐんぐん成長します。
基本データ
植物図鑑の見方
育て方・栽培方法
「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑
執筆:藤田 智(ふじた・さとし)
恵泉女学園大学人間社会学部園芸文化研究所教授。大学での指導のほか、各地で社会人を対象にした講演や菜園指導なども行う「野菜づくりの伝道師」。テレビやラジオへの出演、雑誌や書籍の執筆など、幅広く活躍している。
さらに詳しく知りたい方におすすめの本
野菜づくりの決定版がリニューアル!
『藤田智の野菜づくり大全』(2012年2月刊)の完全改訂版。温暖化対応の新・栽培カレンダーや、APG体系での科名変更など、栽培情報を刷新! 栽培図鑑は新野菜が10種増え、160種以上の育て方を網羅。各野菜の「プランター栽培」のポイントも収載。菜園プランから病害虫まで、野菜作りはこの一冊でOK!
この植物名が含まれる園芸日記過去1年間
-
今日はずっと曇っていて、気温もそんなに高くなかった(たぶん31℃ぐらい?)ので、庭仕事が沢山できるか...
(リンチャムジェイ)
-
順番に
①21日に見つけたもの
もう花はしおれて花とは呼べず、実となりました。
日に日に大きくなっ...
(硝子)
-
ヘチマの雌花がもう一つ咲いていました。
やっぱり屋根の上です。
昨日の雌花と比べると、1日違いですが...
(硝子)
-
雄花の中に雌花発見!
形が全然違いますね。
受粉できたら嬉しいのですが。
(硝子)
-
2週間前に、友人から家庭菜園でとれたという巨大なズッキーニを3本いただきました。最も長いものは45㎝...
(あき子)
-
園芸日記をもっと見る
関連するコミュニティ
-
自分で野菜を育てていると、できすぎて余ってしまう、という声を聞きます。 「1つの野菜に、いつも同じ、たった1つのメニュー」 では、寂しすぎる。いろんな料理法で...