ナーベラー(ヘチマ)
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ナーベラー(ヘチマ)の育て方・栽培方法

ナーベラー(ヘチマ)
ナーベラー(ヘチマ)

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栽培カレンダー

基本データ

園芸分類 野菜
収穫期 8月中旬~10月中旬

育て方のポイント

栽培のポイント

ナーベラー(ヘチマ)は、高温多湿を好むので、気温が十分に上がってから植えつけます。整枝や人工授粉などの手入れはほとんど不要、定期的に追肥をすれば育ちます。つるが旺盛に伸びるので、支柱を立ててつるを誘引する立体栽培がおすすめ。果実が重いので、支柱は頑丈に作ります。

栄養素:果実の95%が水分で、ビタミンやミネラル分はわずか。つるんとした食感と、ウリ科野菜特有のさわやかな香りを楽しみます。

ナーベラー(ヘチマ)の栽培でよくある疑問、悩み


Q.7月になっても雌花がつかない
ヘチマは、日が長いうちは雌花がつきにくい性質があります。8月から9月になり、日が短くなってくれば雌花が咲き、実がつき始めます。初期のころに実がならなくても、がっかりしないでください。

Q.食用品種で、ヘチマたわしも作れる?
作れますよ。実を食べるときは、開花後8~10日の若い果実を、長さ20~30cmで収穫します。ヘチマたわしを作るなら、開花から40~50日後、長さ50~60cmと大きく育った果実を収穫します。
これを約1か月間、浮き上がらないように重しをしながら水につけ、果皮や果肉を腐らせて繊維だけにします。完全に腐ったら果皮をはがして果肉をもみ出し、きれいに洗って日陰で乾燥させればたわしになります。

◆質問・回答は、『野菜づくり徹底Q&A』(NHK出版)から一部を抜粋しています。これ1冊でお悩み解決!野菜73種の「ギモン」が満載『もっと知りたい野菜づくりQ&A』もおすすめです。

特徴

ナーベラーとは沖縄での呼称で、ヘチマのこと。熱帯アジア原産で、かつては全国でたわしや化粧水に利用されていました。沖縄では開花後10日ほどの幼果を食用にします。わずかにぬめりがあるものの淡泊でくせがなく、炒め物やあえ物、汁の実など、利用範囲の...

種類(原種、園芸品種)

この植物の原種、園芸品種はまだ登録されていません。
植物図鑑の内容は随時、追加・更新をしていきます。

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:藤田 智(ふじた・さとし)
恵泉女学園大学人間社会学部園芸文化研究所教授。大学での指導のほか、各地で社会人を対象にした講演や菜園指導なども行う「野菜づくりの伝道師」。テレビやラジオへの出演、雑誌や書籍の執筆など、幅広く活躍している。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
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ナーベラー(ヘチマ)のそだレポ(栽培レポート)

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