園芸分類 | 草花 | ||
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形態 | 多年草 | 原産地 | 東アジア、シベリア、北アメリカ、メキシコ |
草丈/樹高 | 60~100cm | 開花期 | 8月~9月(6~7月には温室栽培の花つきのものが出回り始める) |
花色 | 青,紫,赤,ピンク,白 | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | 強い | 耐暑性 | 普通 |
特性・用途 | 鉢,花壇,水辺や湿地でも育てられる | ||
日当たりがよく、乾燥しない場所を好みます。花壇や鉢植えのほか、水辺や湿地でも育ちますが、水温や水質には注意が必要で、停滞水で根腐れすることもあり、特に平地や暖地で育てる場合は、水はけをよくしておくことが大切です。
水分を好み、用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。庭植えでしっかりと根が張ったあとは、かなりの乾燥にも耐えます。鉢植えでは、水温、水質に注意すれば腰水栽培も可能です。
春からの成長期に施します。無肥料でも育ちますが、花数が少なくなってボリュームが出ません。鉢植えの場合、5月から6月に、液体肥料を月3~4回施すか、月1回緩効性肥料を置き肥します。開花後にお礼肥を施しておくと、株元の新芽の成長がよくなります。庭植えの場合は5月から6月に1回くらい施すとよいでしょう。
病気:根腐れ、灰色かび病
水辺で育てている場合、水質の悪化は根腐れを招きます。多肥や高水温、停滞水には注意が必要です。茎葉が混みすぎて日当たり、風通しが悪くなると、灰色かび病が出やすくなります。
害虫:アブラムシ、ヨトウムシ、ネマトーダ(センチュウ類)
害虫は少ないほうですが、アブラムシやヨトウムシの防除を行います。土質や栽培場所によってはネマトーダの被害を受けることがあります。
鹿沼土などを主体とした山野草用培養土が使いやすく安全です。一般の草花用培養土や、腐植質、ピートモスの多い用土では、夏に根腐れしやすくなります。交配種は性質が強く、用土はそれほど選びません。
植えつけ:4月から5月か10月から11月に、日当たりと水はけのよい場所に、株分け苗またはポット苗を植えつけます。しっかりと根づくまでは、乾燥させないように、用土の乾き具合を見て水やりをします。冷涼地では水辺の植えつけもできます。
植え替え:芽数がふえて混み合ってくると生育が悪くなるので、庭植えでは2~3年ごとに株分けをして植え直します。
鉢植えでは、根詰まりや用土の劣化で根腐れしやすくなるので、毎年春か秋に、根をほぐして新しい用土で植え替えます。5号鉢で5芽程度が目安です。
株分け:植え替え時に行います。
さし芽:6月から7月に、伸びた茎を切ってさします。1節ざしも可能ですが、3~4節ずつに切ってさすのが確実です。
タネまき:4月から5月が適期です。タネは微細なため、ポットや育苗箱などにタネまき用土を使ってまきます。覆土はしないで、用土を乾かさないよう管理し、本葉4~5枚くらいで植え替えます。
花がら摘み:咲き終わった花がらは早めに切り取ります。側枝が伸びて再び開花します。
摘心:5月から6月の伸長期に摘心すると、枝数がふえて、低い草丈で咲かせることができます。
晩秋の刈り込み:晩秋に、地際の芽を残して地上部を切り取ります。
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