園芸分類 | 庭木・花木,コニファー | ||
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形態 | 高木 | 原産地 | 中国、朝鮮半島 |
草丈/樹高 | 15m | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | 強い | 耐暑性 | 強い |
特性・用途 | 常緑性,耐寒性が強い,初心者でも育てやすい,生け垣向き,カラーリーフ | ||
日なたでよく生育します。積雪による枝割れに注意が必要です。
鉢植えや、庭植えでも植えつけてから2年未満の株は、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。庭植えで植えつけてから2年以上たつ株は水やりの必要はありません。
庭植えは2月ごろに有機質肥料を寒肥として株元の周辺に埋めておけば、そのほかは必要ありません。鉢植えは3月に化成肥料を株元に追肥します。
病気:特にありません。
害虫:スギドクガ、ミノガ類
スギドクガは鮮やかな黄緑色の体に茶色と白色が入り、一見刺されると痛そうに見えますが毒があるわけではありません。4月から6月、7月から8月の年2回食害を受けます。樹冠内部の葉から食べるため外からはわかりにくいので、食害を受けやすい時期は株元にふんが落ちていないか注意します。
ミノガ類(ミノムシ)も発生します。種類により食害時期が多少異なりますが、春や7月から8月に幼虫が発生し葉を食害して、秋には枝にミノをつくり越冬し、やがて成虫になります。雌は自分のミノの中に卵を産むので、抜け殻だと思ってミノを放置すると年々数がふえ、被害が大きくなります。
水はけがよければ特に土質は選びません。赤玉土(中粒)2に、完熟腐葉土または樹皮堆肥を1の比率で混ぜたものなどを使います。
適期は11月から3月、または梅雨の期間です。移植もこの時期に行えます。ポットで生産されている株は根を切らずに植えつけができるので、特に時期を選びません。庭植え、鉢植えともに植え穴または鉢土の底に有機質肥料か緩効性化成肥料を元肥として入れておきます。
さし木:2月から3月が適期です。昨年伸びた各枝の先端から10cmほどの穂木をとります。切り口をカッターナイフなどで斜めに切り整えて2時間程度水あげし、鉢に入れた清潔な用土にさします。さし木後は、乾燥しないよう鉢ごと透明なビニール袋に入れ密閉し、直射日光を避けた明るい場所で管理します。
剪定:樹形を整えるための刈り込みはいつでも行えます。強めの刈り込みは芽吹き前の3月に行いますが、必ず葉が残るようにします。同時期に樹冠内に枝が密生していたら、枝を間引きます。
枯れ葉の除去:枝が密生した樹冠内は古い葉が堆積しやすいので、秋から冬に取り除きます。放置しておくと害虫の越冬場所になります。
コノテガシワは樹高15mを超える常緑高木で、中国から朝鮮半島に分布します。以前はクロベ属に含まれていましたが、未熟な球果が多肉質で、種子に翼がないなどの点から、現在は1属1種のコノテガシワ属となっています。自然樹形でも卵形や狭円錐形に整いま...
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