園芸分類 | 庭木・花木 | ||
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形態 | 低木 | 原産地 | 日本 |
草丈/樹高 | 2~3m | 開花期 | 2月~3月 |
花色 | 赤,オレンジ,黄,茶 | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | 強い | 耐暑性 | 強い |
特性・用途 | 落葉性,香りがある,耐寒性が強い,初心者でも育てやすい | ||
庭植えは、夏に極端に乾燥せず、冬に乾燥した寒風の当たらない、日当たりのよい場所を選んで植えつけます。腐植質に富んだ、水はけと水もちのよい土壌が適しています。大きく育つので、鉢植え向きではありません。
7月から9月の夏の高温期に、土の表面が乾いたら水を与えます。日中の暑い時間帯を避け、朝または夕方に土にしみ込むまでたっぷりと与えてください。
5月と12月に、緩効性化成肥料(チッ素N-リン酸P-カリK=10-10-10など)や有機質肥料(固形の油かすなど)を施します。
これまで、マンサクにはほとんど病害虫は見られませんでしたが、春に葉が枯れる病気が近年発生しています。水に浸したような茶色に変化した不規則な形が新葉全体に広がり、ついには落葉して株が衰弱します。短期間で株全体に広がりますが、有効な予防法は今のところ見つかっていないようです。園芸品種に伝染するかどうかは不明ですが、マンサクを台木にした株には伝染する可能性があると思われます。苗を入手する際は、春先に新葉の状態をよく確認してください。
厳寒期を除く落葉期の、11月か3月に植えつけます。深さ、幅ともに、根鉢の大きさの2倍の植え穴を掘り、腐葉土や完熟堆肥などをすき込んでから植えつけます。根鉢のまわりに十分に水を注ぎ、棒などでつついて根と土をなじませましょう。株がぐらつく場合は支柱を立ててください。
とり木:市販されている苗木の多くはつぎ木でふやされていますが、一般家庭ではとり木が簡単で確実です。3月に直径1cmほどの新しい枝を選んで、表皮を1~1.5cmの幅ではぎ取り、湿らせた水ゴケを巻いて乾燥しないようにビニールで包みます。9月に、根が出た部分から枝を切り取り、鉢上げします。根づくまでは直射日光の当たらない半日陰で管理してください。
剪定:花後、新葉が出る前に枯れ枝を切る程度の剪定を行います。つぎ木でふやされている株は、台木からひこばえが出たら元から切り取ります。
マンサクは冬の名残のある野山などで、木々の芽吹きも始まらない季節に、黄色の花を咲かせ、いち早く春の訪れを告げる花木です。花がよく咲けば豊作、花が少なければ不作など、稲の作柄を占う植物として古くから人との深いつながりをもっていました。そこから...
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