シソ
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シソの育て方・栽培方法

シソ
シソ

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栽培カレンダー

基本データ

園芸分類 野菜,ハーブ
収穫期 6月下旬~8月

育て方のポイント

栽培のポイント

シソは、5月になってから植えつけやタネまきを行います。1株だけ育てる場合、苦土石灰、化成肥料は20gが目安です。葉を利用したあと穂ジソを収穫する場合は、花が咲く前に穂をつけ根から切り取りましょう。

シソの栽培でよくある疑問、悩み


Q.「芽ジソ」や「穂ジソ」「実ジソ」、収穫のタイミングは?
芽ジソは、葉の色によって青芽(あおめ)や紫芽(むらめ)があり、主に刺身のつまに使われます。発芽後から本葉が2枚出るころまでに、間引きを兼ねて、手で抜き取るか、ハサミで地際から切って収穫します。
天ぷらや刺身のつま、薬味などに使われる穂ジソは、下1/3ほど開花した花穂をハサミで切って収穫します。
さらに開花後、実がふくらんだころに収穫するのが実ジソ(未成熟果実)です。しごき取った実は「こき穂」として、薬味のほか、キャベツやハクサイの漬物などに入れたり、料理の風味づけなどに利用します。

Q.梅雨明け後から、葉がかたくなってきた
おそらく、水不足か株の老化でしょう。乾燥して土が乾いたり、花穂がつき始めたりすると葉がかたくなってきます。
梅雨が明けるころから、株元に敷きワラなどをして乾燥を防ぎます。また、花芽をつけると、株はタネに養分が取られて老化が早くなります。こまめに花芽を摘み取って葉に養分を集中させると、新葉が出てくるようになります。

◆質問・回答は、『野菜づくり徹底Q&A』(NHK出版)から一部を抜粋しています。これ1冊でお悩み解決!野菜73種の「ギモン」が満載『もっと知りたい野菜づくりQ&A』もおすすめです。

特徴

シソは、葉色が緑の青ジソ、紫の赤ジソがあり、さらに葉が平らな平葉(ひらば)、縮れた縮緬(ちりめん)に分けられます。葉のほかにも、シソは収穫の楽しみがいっぱい。発芽したての双葉を利用する芽ジソ、若い花穂(かすい)を利用する穂ジソ、成熟前の果実...

種類(原種、園芸品種)

エゴマ

エゴマ

シソの変種でシソと同じように育てられる。

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:藤田 智(ふじた・さとし)
恵泉女学園大学人間社会学部園芸文化研究所教授。大学での指導のほか、各地で社会人を対象にした講演や菜園指導なども行う「野菜づくりの伝道師」。テレビやラジオへの出演、雑誌や書籍の執筆など、幅広く活躍している。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

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シソのそだレポ(栽培レポート)

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