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園芸分類 | 果樹 | ||
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形態 | 低木,高木 | 原産地 | 小アジアまたはアラビア南部 |
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草丈/樹高 | 2~5m | 収穫期 | 6月下旬~8月上旬(夏果)、8月中旬~10月中旬(秋果) |
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受粉樹 | 不要 | 栽培難易度(1~5) | ![]() ![]() |
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耐寒性 | やや弱い | 耐暑性 | 強い |
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特性・用途 | 落葉性 | ||
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日光を好むので、庭植えの植えつけ場所、鉢植えの置き場とも日当たり良好な場所を選びましょう。寒冷地では、鉢植えは冬は無暖房の室内などに取り込んで冬越しさせます。
鉢土の表面が白く乾いたら、鉢底の穴から少し流れ出るくらいたっぷり与えます。庭植えの場合は、品種や土質にもよりますが、夏にひどい日照りが続くような場合は水やりが必要です。
庭植え、鉢植えとも11月から1月に元肥を、6月、8月、9月に追肥を施します。庭植えでは、元肥、追肥とも化成肥料(チッ素N-リン酸P-カリK=8-8-8など)を用いますが、化学肥料は最小限度に抑えて、できるだけ堆肥などの有機物を施すことが大切です。家庭で出る草や生ゴミなどを有効に利用しましょう。鉢植えでは、元肥には有機固形肥料を、追肥には緩効性化成肥料を施します。
病気:疫病、さび病など
疫病は、主に成熟期に近い果実を侵します。被害を受けた果実は、かびで腐敗したり、ミイラ状になったりします。さび病は、葉の表面に淡褐色の小斑点ができ、その葉裏は黄褐色の粉状になります。葉はやがて枯れ、落葉します。
害虫:カミキリムシ、センチュウなど
カミキリムシは、幼虫が枝や幹に食い入って、枝または木全体を枯らします。大型のクワカミキリと小型のキボシカミキリが主で、特に後者はどこでも食い荒らし厄介です。4月以降に食い入った穴から出るふんを頼りに幼虫を捕殺するか、6月ごろから現れる成虫を捕殺します。家庭でイチジクを栽培するときは、カミキリムシさえ防除していれば、ほかの病害虫には目をつぶっても大丈夫です。
水はけ、水もちのよいことが大切で、この条件さえ満たせば、土はあまり選びません。一般的な市販の用土を混合して用いる場合は、赤玉土小粒7~8、腐葉土3~2の配合土を用います。
鉢植えの植え替え適期は11月から3月です。根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的で、鉢の大きさ、生育具合にもよりますが、通常2~3年に1回は必要です。
さし木:前年伸びた枝を2~3節に切って行います。適期は3月から4月。
つぎ木:樹勢の弱い品種で行う場合があります。適期は3月から4月。
剪定:適期は12月から2月です。秋果はその年の春から伸びた枝に着果するので、前年枝をどこで切り詰めても問題はありません。しかし、夏果は前年枝に着果し、しかも比較的枝先につくため、枝を切り詰めると着果しません。着果させたい枝は切り詰めないことが大切で、特に夏果専用品種の剪定には注意します。
農家では1~2節で切るぶつ切り剪定が行われますが、その方法は‘桝井ドーフィン’に限られ、日本種などには無理な方法です。家庭では、誘引や間引きを中心に行い、農家のような極端な切り詰めはしないほうがよいでしょう。
摘心、芽かき:5月中旬以降、伸び続ける新梢は、開心自然形の成木では40~50cmで(一文字仕立てなら1.5m程度で)摘心します。また、二度伸びする場合は、芽かきをします。
イチジクは育てやすく家庭向きの果樹ですが、耐寒性がやや弱く、関東地方北部以北では庭植えでの栽培は難しいようです。また、カミキリムシの被害が多く、ただ植えておくだけでは枯れることが多いので、防除が必要です。
収穫が始まると、毎日少...
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