ツルムラサキ
お気に入りに登録する

ツルムラサキの育て方・栽培方法

ツルムラサキ

クリックすると拡大します

栽培カレンダー

基本データ

園芸分類 野菜
収穫期 6月下旬~10月上旬

育て方のポイント

栽培のポイント

ツルムラサキは、タネの皮がかたいので、発芽しやすくするために、タネを一晩水につけてからまきましょう。

(1) 1週間前に土作りをした幅60cmの畝に、30cm間隔で深さ1cm、直径5~6cmのまき穴をあけ、3~4粒ずつタネをまきます。
(2) 双葉が開いたら2本立ち、本葉が開いたら1本立ちにします。
(3) タネまきの3週間後(本葉3~4枚のころ)から2週間に1回、化成肥料1平方メートルあたり30gを追肥し、土寄よせします。
(4) 草丈が20~30cmのころ、つるの先端から15cmのところを収穫を兼ねて摘心します。その後は、伸びてくるやわらかいわき芽を同様に収穫します。

ツルムラサキの栽培でよくある疑問、悩み


Q.支柱を立てたほうがよい?
立てても立てなくても栽培できます。通常は支柱を立てず、伸びたつるの先端を切って収穫します。つる性の特性を生かし、支柱やネットなどに這はわせて栽培することもできます。また、ツルムラサキには茎が緑色の青茎種と、赤紫色の赤茎種があり、2本の株を一緒に這わせると、見た目にもなかなかきれいです。

◆質問・回答は、『野菜づくり徹底Q&A』(NHK出版)から一部を抜粋しています。これ1冊でお悩み解決!野菜73種の「ギモン」が満載『もっと知りたい野菜づくりQ&A』もおすすめです。

特徴

ツルムラサキは、夏の暑い盛りにすくすく成長する熱帯アジア原産の葉物野菜で、つる先の葉や茎をおひたしやあえ物にして食べます。カロテンやビタミンC、B2、カリウム、鉄分などの栄養価も豊富で、葉物が少ない夏に重宝します。
支柱なしで栽...

種類(原種、園芸品種)

この植物の原種、園芸品種はまだ登録されていません。
植物図鑑の内容は随時、追加・更新をしていきます。

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:藤田 智(ふじた・さとし)
恵泉女学園大学人間社会学部園芸文化研究所教授。大学での指導のほか、各地で社会人を対象にした講演や菜園指導なども行う「野菜づくりの伝道師」。テレビやラジオへの出演、雑誌や書籍の執筆など、幅広く活躍している。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

さらに詳しく知りたい方におすすめの本

野菜づくりの決定版がリニューアル!

『藤田智の野菜づくり大全』(2012年2月刊)の完全改訂版。温暖化対応の新・栽培カレンダーや、APG体系での科名変更など、栽培情報を刷新! 栽培図鑑は新野菜が10種増え、160種以上の育て方を網羅。各野菜の「プランター栽培」のポイントも収載。菜園プランから病害虫まで、野菜作りはこの一冊でOK!

ツルムラサキのそだレポ(栽培レポート)

  • 屋上つるむらさき
    緑茎種(タイ産)
    一鉢に2本のつるむらさき、つることむらこと名づけました。この夏にどこまで...
写真を見る

この植物名が含まれる園芸日記過去1年間

関連するコミュニティ

  • 野菜を作って食べよう
    自分で野菜を育てていると、できすぎて余ってしまう、という声を聞きます。 「1つの野菜に、いつも同じ、たった1つのメニュー」 では、寂しすぎる。いろんな料理法で...

会員登録がお済みの方は

会員登録をすると、園芸日記、そだレポ、アルバム、コミュニティ、マイページなどのサービスを無料でご利用いただくことができます。

ピックアップ
定期購読
投稿募集中 from テキスト編集部
見て見て!お気に入りの花

見て見て!お気に入りの花
自慢の植物・庭の写真を募集中!

みんなのマルシェ

みんなのマルシェ
自慢の畑・野菜の写真を募集中!