ブドウ
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ブドウの基本情報

学名:Vitis vinifera(ヨーロッパブドウ)、V.labrusca(アメリカブドウ)
和名:ブドウ(葡萄)

科名 / 属名:ブドウ科 / ブドウ属

ブドウ
‘デラウェア’
ブドウ
ブドウ

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ブドウとは

特徴

ブドウはつる性で、落葉もそれほど遅くはなく、部屋から果実を観賞できるので、テラスの日よけに最適です。そのほか、垣根や西日よけなどさまざまに使えます。ブドウには大きく、欧州種(ヨーロッパブドウ)、米国種(アメリカブドウ)、欧米雑種の3種類があり、種類が栽培の難易度に大きくかかわっています。欧州種は難しく、米国種はやさしく、欧米雑種は中間といえます。したがって、家庭でブドウを栽培する場合は、米国種のなかから品種を選ぶとよいでしょう。ブドウは結果が早く、植えつけた翌年から収穫が可能です。

基本データ

園芸分類 果樹
形態 つる植物 原産地 ヨーロッパ(欧州種)、北アメリカ(米国種)
草丈/樹高 3m以上 収穫期 8月~10月上旬
受粉樹 不要 栽培難易度(1~5)
耐寒性 普通 耐暑性 強い
特性・用途 落葉性,つる性
植物図鑑の見方
園芸・ガーデニング作業の基本

種類(原種、品種、仲間)

  • ‘キャンベル・アーリー’

    Vitis labrusca‘Campbell Early’
    6〜7gでそれほど小粒でもなく、黒くてブドウらしい。独特の香りもあり、8月半ばには熟す早生種。米国種なので、病気にも強く、栽培しやすい。家庭に最も推奨したい品種。
  • ‘ナイヤガラ’

    Vitis labrusca‘Niagara’
    米国種。特有の強い香りが他品種よりもひときわ強い。熟期は8月下旬から9月上旬。栽培は容易。
  • ‘デラウェア’

    Vitis labrusca‘Delaware’
    甘い小粒のタネなしでおなじみ。タネなし処理をしなければ、もちろんタネが入る。熟期は8月下旬から9月上旬。
  • ‘スチューベン’

    Vitis labrusca‘Steuben’
    酸味が少なく、甘みが強いのが特徴。熟期は8月下旬から9月中旬。米国種で、栽培は容易。
  • ‘マスカット・ベーリーA’

    粒や色は‘キャンベル・アーリー’に近い。房も大きくブドウらしいが、欧米雑種のため上記の品種より病気には弱い。熟期は8月下旬から9月上旬。
  • ‘巨峰’

    おなじみの大粒ブドウ。欧米雑種で、病気のほか花振るいも起こしやすく、栽培しにくい。熟期は9月中旬から下旬。

育て方・栽培方法

ブドウの栽培カレンダー
*関東地方以西基準

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:大坪孝之(おおつぼ・たかゆき)
元東京農業大学助教授。現在は東京農業大学グリーンアカデミー講師。ウメ、リンゴ、柑橘類などの主要果樹はもとより、ブルーベリー、スターフルーツなど小果樹や熱帯果樹にいたるまで、果樹全般にわたり栽培研究の指導を行う。
※植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がございますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >

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